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【活動報告】〈市ヶ谷〉Blind Soccer® Project ~パラスポーツを体験しよう~(4/22)

  • 2023年05月19日
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Blind Soccer ®Project  ~パラスポーツを体験しよう~

1、 日程 4月22日(土)

2、 場所 法政大学富士見坂校舎4階体育館

3、 概要
市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフVSPでは、パラスポーツへの理解を深めるため、ボッチャとシッティングバレーの体験、日本ブラインドサッカー協会様の協力のもとでブラインドサッカー体験を実施いたしました。今回は、法政大学の学生だけでなく、共立女子大学や明治大学などの他大学の学生にも多く参加していただきました。大学、学年、学部がバラバラであり、「チーム内で会話が進まなかったら」と懸念していましたが、ブラインドサッカー協会の方のアイスブレイクや、スポーツをする上での応援や会話を通し、チームの団結力が高まりました。講義終了後には、ブラインドサッカーの選手の方と学生が楽しそうに会話している姿がみられました。学生にとって、パラスポーツに親しみやすい環境を作ることができたのではないかと思っています。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科2年 田宮 帆華)

4、 参加人数  31名

5、 企画学生の感想
自身としては初めてボランティア企画のブラインドサッカーを実施しました。最初にパラスポーツ体験として、ボッチャとシッティングバレーをしました。私は主に座ったままするバレーというシッティングバレーの審判をしました。見ていてもボールの落下地点までの移動がスムーズにできなかったり、レシーブが出来なかったり、難しそうでした。しかしその分、声の重要さが増し、自分がレシーブ出来そうだったら「僕がいく!」や自分が出来なさそうだったら「お願い!」というコンタクトが、普段のバレーよりも多く聞こえました。そして日本ブラインドサッカー協会の方達をお招きして、実際の試合で使われるボールを用いて、準備運動やパス、ゴールなどをチームに分かれて競い合い体験しました。その時初めてアイマスクを付けて運動したのですが、率直な感想としては怖さが強かったです。
ボールを蹴る時に、足がずれて捻挫してしまうのではないか、どこか分からず進んで障害物にぶつかってしまうのではないか、など色々考えてしまいました。しかしそれも、チームの仲間の声で助けられ、どこに行くかなどの指示の声がものすごく自分の中で心強く感じられました。ブラインドサッカーの試合では見える状態で出せるガイドとゴールキーパーは、物凄く重要な役割だろうと思いました。指示をする際も、短く大きな声で端的に言わないと指示を待つ人が困惑して、良い方向には向きません。そう言った意味でも、言葉を相手に分かりやすく伝えるのは日常生活においても非常に大事なことをブラインドサッカーを通じて学ぶことが出来ました。日本ブラインドサッカー協会の方がおっしゃっていた、コミュニケーション能力で必要なのは思いやりだという事が自分の中にもこの体験を通じて感じることができました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 理工学部機械工学科3年 和田 直大)

今回の企画を通し、コミュニケーションを取る上で大切なのは「相手を思いやる心」だということを学びました。アイマスクをつけて歩くことは想像以上に怖く、何も見えない中で歩くのは本当に難しかったです。法政大学の学生以外にも他大学の方が多く参加してくださいました。チーム内の仲を深めることで安心感が生まれ、最初はまっすぐ歩くこともままならなかったところから、チームメイトの指示を信じて、最終的にはボールを目指して軽く走れるようになりました。この経験を通して、相手に情報を伝えるためには「ちょっと」や「あと少し」といった、人によってとらえ方が異なる言葉は適していないということを知りました。自分がわかっているから相手も理解できると思わず、誰にでも通用する共通の基準の上での言葉を用いる必要があり、今後はどうしたら相手が理解しやすいかということを念頭に置いてコミュニケーションを取っていきたいです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 国際文化学部国際文化学科2年 藤田 莉子)  

6、 参加学生の感想
シッティングバレーから始まり、ボッチャなど初めて経験する種目が多かったが、ルールを知るととても楽しくできたので良かった。そして、ブラインドサッカーでは目が見えないという日常では味わえない体験でしたが、必要なのは「思いやり」だな〜としみじみ思いました。私も多様性を尊重した社会になってほしいと思っているので、また一つ自分の価値観を広げられて良かったです!(社会学部社会学科4年 齊藤 恵里)

  • ボッチャの様子

  • シッティングバレーの様子

  • アイマスクをし、ボールを蹴る学生

  • 最後の集合写真