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【活動報告】<市ヶ谷>防災地下神殿見学会 首都圏外郭放水路を実施しました!(4/22)

  • 2023年05月18日
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【市ヶ谷】防災地下神殿 首都圏外郭放水路 見学会

1、 日程 4月22日(日)

2、 場所 首都圏外郭放水路 埼玉県春日部市上金崎720

3、 概要

2023年4月23日に埼玉県の首都圏外郭放水路に行き、「調圧水槽」の見学をしました。この首都圏外郭放水路は、日本の首都圏で水害を軽減するためにつくられた治水のための世界に誇る日本の防災施設です。大雨による洪水で中川、倉松川、大落古利根川等の水位が上昇し、越流堤の高さを越えた時点で、5 本の立坑を通じて地下放水路に洪水流入が開始されます。 流入した洪水は一時的に地下水 路に溜められ、江戸川に流れの影響のないときにポンプで汲み上げられ放流される仕組みです。2002年に一部完成してから、年に7、8回使われているそうです。また、高さ18m、重量500トンの巨大な柱が天井を支える地下の光景が神殿のように見えるため、「地下神殿」と呼ばれています。見学開始まで時間があったため、首都圏外郭放水路内にある「龍Q館」という施設にいき見学をしました。実際にポンプを動かす「中央操作室」を実際に見ました。この「中央操作室」はウルトラマンコスモスなどのメディア作品の撮影にも使われています。見学時間が始まり、約100段の階段を下り降り、地下神殿内に入りました。中はひんやりとしていて、大きな柱が圧倒的でした。(ボランティアセンター学生スタッフ チーム・オレンジ キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科3年 影山 絢菜)

4、 参加人数 27人

5、 企画学生の感想

首都圏外郭放水路のことは以前から知っていて、いつか見学したいと思っていました。首都圏外郭放水路周辺には多くの河川があります。洪水被害が発生した際には、それらの河川から大量の水が見学した調圧水槽に送られると聞いた際には、なかなか想像がつきませんでしたが、そのようにして私たちの生命を守ることができる場所を見学できてとても有意義な時間になりました。(ボランティアセンター学生スタッフ チーム・オレンジ 法学部政治学科3年 磯網 巴)

6、 参加学生の感想

首都圏の防災の要である外郭放水路に実際に行って学ぶ良い機会となった。展示室では、外郭放水路内のトンネルを掘った掘削機や、情報を司る中央操作室などに関する展示を説明していただいた。防災だけでなく、普段触れることのない建築や情報の分野に関しても自分の知見が広がったように思う。その後に見学した調圧水槽の内部は、そのあまりの大きさに圧倒された。自分の身長よりはるかに高い位置まで水がたまった跡があり、もしこの量の水が首都圏に流れ込んだらと考えると空恐ろしい気持ちになった。今回の見学会で、災害の恐怖を再認識したと同時に、その災害から首都圏を守る技術を深く知ることができた。(ボランティアセンター学生スタッフ チーム・オレンジ 文学部・地理学科・2年 田村 祐希)

  • 施設概要の説明を真剣に聞く学生

  • 龍Q館を見学

  • 中央操作室にて話を伺う

  • 全員で集合写真