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【活動報告】〈市ヶ谷〉観光地清掃活動(2/20)

  • 2023年03月16日
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観光地清掃活動

1、日程 2023年2月20日(月)

2、場所 東京都台東区 浅草駅周辺

3、概要

ボランティアは性質上、お堅いイメージを持たれやすいです。そんなイメージの中、清掃ボランティアはボランティアを始めたい人にとって比較的手をつけやすい活動の一つだといえます。一方で、清掃ボランティアは街中にあるゴミを拾い、集め、捨てるという単調な活動ともいえます。それゆえ、ボランティア活動に楽しみを見いだせず、再度参加しなくなることも珍しくありません。そこで、従来の清掃ボランティアをひと工夫することでボランティア活動を楽しみつつ、活動後も継続的に参加してもらうことを目的に、本企画では魅力的で人気のある雷門の周辺を清掃場所とすることで、普段味わえないような経験により心から楽しむ、清掃に観光要素を取り入れたボランティア活動にしました。企画当日は19名の方に参加していただき、5グループに分けて清掃ボランティアを実施しました。また、幸いなことに2月にしては寒くなく、清掃ボランティアを実施しやすい日でした。本ボランティア活動に関しては「非常に満足できた」というお声をいただき、今後、参加者がボランティアに興味を持ち、継続的に参加するだけでなく、ボランティアについて考える側になっていただければ、本企画者として大変喜ばしく思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSPデザイン工学部都市環境デザイン工学科2年 鶴田 淳)

4、学生参加者数 25名

5、企画学生の感想

観光地での清掃は、キャンパス周辺清掃とは一味違った活動でした。観光地は、観光客が大勢いるため通行の邪魔にならないように清掃することが難しく、もう少し早い時間帯か、短い時間で実施すべきであったと思いました。しかし、清掃活動中に地域の方から感謝の言葉をもらうことが多く、非常に気持ちよく活動することができました。多くの学生に参加してもらえたので、今回の反省点を活かして他の観光地での清掃活動を企画したいです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP文学部地理学科2年 小林 咲穂)

メイン通りはゴミが少なかったものの、少し外れて脇道に行くと煙草の吸い殻といったゴミが多くあり、どの地域でもポイ捨てが地域課題なのだと感じました。今後はポイ捨てをさせないという取り組みにも着目していきたいと思いました。また清掃場所を観光地である浅草にしたこと、実施時期を春休み期間にしたことにより、当日は多くの学生に参加してもらえ、楽しく清掃活動を行うことが出来、とても有意義な時間となりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP人間環境学部人間環境学科2年 佐藤 莉乃)

浅草には何度か訪れたことがあったが、こんなにもゴミが多いというのは本企画で実際に清掃するまで気付かなかった。さらに、清掃活動を通して私たち以外にも浅草周辺を清掃している方々がいること、お店の方がゴミのポイ捨てをされることに困っていて開店前に掃除をしていることを知った。特にタバコの吸い殻や飲食物の容器のゴミは道路の端など目につきにくいところに多くあった。こうしたゴミは明らかに故意的に捨てられたものであるため、みんなが気持ち良く観光できるように一人一人が意識していく必要があると感じた。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部政治学科2年 守 綾乃)

6、参加学生の感想

参加する前は、「有名な観光地だから綺麗にしてあるのでは?」と疑問だった。だが、実際にゴミ拾いをしてみると思っていたら以上にゴミが落ちていて驚いたし、拾い甲斐があった。きっと普段はゴミが落ちているかどうかなんて気にせず歩いていたのだと思う。また、1時間程度でこんなにゴミが集まるになら、今日私たちが拾った程度じゃ到底綺麗にならないと思った。大事なことは、ゴミを拾う側の意識ではなく、ゴミを道に捨てる側の意識だと改めて感じた。(文学部史学科2年 伊藤 あい)

想像以上にゴミが落ちていて、驚いた。中には花壇の中や私有地のすぐ近くにゴミが落ちており、周辺住民の居住環境の向上を目指さなければならないと考えた。観光客のマナーを向上させるために、何か取り組みが必要だと考えた。(人間環境学部人間環境学科1年 田宮 帆華)

  • 清掃活動中の様子

  • 雷門前集合写真

  • 参加者同士協力しての清掃活動

  • 予想以上に多くのゴミを拾いました