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【市ヶ谷】「東北被災地ボランティアツアー 報告展示会」
1.日程 2022年10月14日(金)~10月20日(木)
2.場所 外濠校舎1階 メディアラウンジ
3.概要
2022年8月25日~27日、8月28日~30日の2回にわたり、NPO法人遠野山・里・暮らしネットワークの皆様のご協力のもと、東北被災地ボランティアツアーを実施いたしました。現地東日本大震災の伝承館訪問や講和では、未来へ繋ぐべき震災の記憶と教訓を学び、想像をはるかに超える被災地の爪痕に参加学生全員の心が大きく動かされる経験となりました。このボランティアツアーを通して学んだ被災地の現状を少しでも多くの方に知ってもらうためにボランティアツアーを運営したチーム・オレンジの学生スタッフがボランティアツアーの記録を展示しました。
4.【企画学生の感想】
今回、8月下旬に実施した東北被災地ボランティアツアーの活動内容や現地での学びを外へ発信することを目的とした展示企画を実施しました。ボランティアツアーでは、現地にて貴重な体験やお話しをして頂きました。ボランティアの活動内容やその意味、講話の内容や訪れた施設の説明等を展示し、ボランティアツアーで得たものを他の法大生にも伝えたいと思いこの企画を考えました。他にも、現地の様子や震災遺構などを展示し、「現地の今」を知ってもらう機会になるよう工夫しました。今まで、ツアー企画を通し、現地で得たものを外に発信する機会は中々ありませんでした。震災の風化防止や現地の今を知ってもらうためにも、現地で得たものを外へ発信していく活動をこれからも行っていきたいです。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 文学部地理学科3年 宮本 花穂)
今回は東北被災地ボランティアツアーの展示をメディアラウンジで行ってみるのはどうかという宮本さんからの提案を受け、ボランティアツアーで、企画リーダー・現地リーダーの双方を担当していたので、ボランティアツアーの経験を更に広めることが出来るかと思い、参加しました。私が行ったことは展示に使う写真の提供・選定、そして一部の文章の書き出しなどの部分、後はメディアラウンジのボードに写真や文章を固定する作業を行いました。参加した感想は、自分が企画で担当したボランティアツアーを参加していない人にも知ってもらえる機会が作れたこと、自分の中で講話をして下さった方や現地の写真を選定することで、改めてボランティアツアーや被災地に想いを馳せることができたということが、時間が経っても東日本大震災を忘れないことに繋がっていくと思いました。また自分の中で学んだことを整理し、震災を経験していない世代や関東圏の学生に伝えていくというチームオレンジの目指す目的を体現する活動になったのではないかと思います。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科3年 竹内 健晃)
私たちはこの企画でいくつか工夫した点があります。1つ目は写真をメインにし、印象的になる様に伝えることです。ただ文字を並べるのに比べ、津波の恐ろしさや現在の被災地の様子をわかりやすく伝えられたのではないかと思います。2つ目は被災地に存在する『命』を伝えることです。どうしても被災地に対してネガティブな印象を持ちがちですが、一度津波が来たところに生える植物や一度被災しても立ち上がった現地の人々の命の強さを伝えられて、被災地に対する印象が変わったのではないかと思います。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 経済学部経済学科2年 滝野 健太)