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【活動報告】〈市ヶ谷〉「もしも」に備える 防災キャンプ(10/8、10/9)

  • 2022年10月28日
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【市ケ谷】「もしも」に備える 防災キャンプ

1.日程 2022年10月8日(土)~9日(日)

2.場所 外濠校舎全体、市ヶ谷体育館他

3.概要

市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジは10月8日(土)から9日(日)にかけて、防災啓発活動の一環として防災キャンプを実施しました。今年は「千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム」の東京家政学院大学と二松学舍大学から5名の学生にご参加いただき、法政大学の学生と合わせて44名が本企画に参加しました。震度6強の首都直下型地震(大学内の電気ガス水道等は使用不可、火災等の複合災害はなし)を想定として、新型コロナウイルス対策を徹底した上で実施しました。1日目は講師の宮崎賢哉氏によるガイダンス、起震車での地震体験、防災備蓄倉庫の見学、災害発生時の学生ボランティアスタッフの動きを学ぶ学内探検、担架・車椅子講座、非常食の実食、クロスロード(防災ゲーム)企画、AED・胸骨圧迫講座、SNSの使用法などの防災講習、段ボール等を使用した寝床作りを行いました。2日目は避難所で発症し得るエコノミー症候群対策として人間環境学部の朝比奈教授によるヨガ講習、身近なものを使用して防災グッズ作り、災害時に便利なアイテムの紹介、停電を想定した暗闇体験を行いました。(ボランティアセンター学生スタッフ チーム・オレンジ キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科2年 小林なな)

4.学生参加者数 44名 (法政39名、東京家政学院2名、二松学舎大学3名)

5.企画学生の感想

今回参加していただいた皆さんからこの防災キャンプに来られて良かったという声をたくさんいただき、企画を担当したチームオレンジのメンバー共々、防災キャンプを行うことができて良かったと思います。普段では考えることのできないようなエスカレーターが使えない、暖かいご飯がない、布団の上で寝れない等様々な困難を体験したことによって、被災した際に何が必要なのか、何を準備しておけばいいのかなど普段からの防災意識の重要性を改めて感じました。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科2年 影山絢菜)

自分が被災した時の状況が大まかには理解でき、楽しかったが、1泊2日だけでもとても疲れた。しかし、実際に被災した場合はトイレもインターネットも使えない可能性が高い事を考えると、この防災キャンプよりも過酷なものになることが怖くなった。班としては非常食の準備を担当したのだが、食べ終わった後に皆に感想を聞くと、美味しかったと言ってくれた。自分たちで味見をせずに決めて、美味しいか心配だったためとても安心した。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科1年 中村雪輝)

6.参加学生の感想

防災キャンプに参加して、いつ起こるか分からない災害のために意識を高く持っておく必要があると改めて学べました。2日間を限られた食料と備品で過ごさなければならないのはこんなに大変なことなんだと実感しました。特にスマホのバッテリーがいつでも充電できる環境でないことが大変で普段いかに連絡手段、娯楽、電子マネーと全てをスマホに頼っていたのか実感しました。緊急事態を想定して、ちょっとした食料や現金、便利グッズなどを普段から持ち歩くようにしたいと思うようになりました。(人間環境学部 2年)

今回の防災キャンプを通じて、災害に関する知識が深まり、地震に対する心構えを持つことが出来ました。学内で被災したらどうなるのかを実際に体験したことで、「災害」がより身近になったと思います。 はじめに起震車体験をしたことで、震度7の揺れの恐ろしさを感じられたため、その後の防災企画により真剣に取り組むことが出来ました。特に印象的だったのは、法政大学が備蓄している食料の量です。1人3L×3日分が推奨されているにも関わらず、1人1L×3日分しか備蓄されていないことに驚きました。また食べ物の量も非常に少なかったのが印象的です。日々飲み物や食べ物を持ち歩くようにしたいと思います。(法学部 1年)

 

  • 起震車で地震体験

  • ブルーシートを使った担架

  • ダンボールで寝床づくり

  • 全員で記念撮影