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災害救援ボランティア講座
1.日程 2022年6月18日、25日、7月2日(毎回土曜日)
2.場所 大内山校舎4階Y405教室、本所防災館、市ヶ谷総合体育館、3階柔道場
3.概要
市ヶ谷ボランティアセンターでは、災害救援ボランティア推進委員会、東京防災救急協会、千代田区社会福祉協議会のご協力のもと「災害救援ボランティア講座」を実施しました。第1日目は、市ヶ谷キャンパス大内山校舎にて千代田区社会福祉協議会の取り組み、災害救援ボランティアの基本、被災地での安全衛生、防災対策の基本などを学びました。第2日目は、本所防災館で災害模擬体験を行った後、大学に戻り講義形式で出火防止と初期消火について、グループワーク形式で災害ボランティア活動図上演習を学びました。第3日目は、本学市ヶ谷総合体育館柔道場にて、上級救命技術講習として応急手当活動について学び、AEDの使用方法、胸骨圧迫、災害時などでのけがの応急処置などは実際に人形などを使い実践しました。
災害救援ボランティア講座は毎年行われており、全講座受講により、上級救命技能認定証、セーフティリーダー認定書が交付されます。今年も多くの学生が認定証を交付されました。市ヶ谷ボランティアセンターでは引き続き災害時に活躍できる学生の育成に取り組んでいきます。
4.学生参加者数 6月18日 27名
6月25日 25名
7月2日 25名
5.参加学生の感想
三日間の災害救援ボランティア講座を受けて、多くのことを学びました。図上訓練を通して災害地でのボランティア活動は思ったより簡単ではないと感じました。自然災害が多い日本ではそのようなボランティアの力が必要だと思います。また、データから見ると自助や公助の割合が高いです。つまり、災害が発生する時全てを政府や自治体へ頼りにするのは不可能であるということです。今回の災害救援ボランティアでは心肺蘇生やAEDの使い方なども勉強し、その知識がいつか役に立つかもしれませんので、学んでよかったと思いました。(文学部地理学科4年 向銀菠)
今回のボランティア講座に参加したことで、今までは漠然と怖いと思っていた災害を正しく理解したうえで怖いと感じることができた。そして正しく理解できたからこそ普段の生活で対策ができることもあることを知ることができた。大きな災害が発生したときは行政が動くのにも時間がかかるため、自助・共助が大切になり、そこではリーダーの存在が必要となる。その際には本講座を受講した私ができることは多くあると思うため、地域のリーダーとして災害に立ち向かっていきたいと感じた。(法学部法律学科3年 越川結理)
様々な災害が発生した時の動きや、考えるべき事をシミュレーション出来たおかげで、自分1人では考えなかったような事まで確認することができました。学んだ事を忘れず、いざという時活かせるようにしたいです。(社会学部社会学科4年 山中一智也)