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【市ヶ谷】日本補助犬協会でのボランティア活動
1、 日程 2022年6月12日(日)
2、 場所 日本補助犬協会 横浜訓練センター
3、 参加人数 3人
4、 概要
昨年実施した企画、「補助犬×ボランティア~私たちに何ができる?」の講師をして頂いた日本補助犬協会の元でボランティア活動を行った。主にドッグランの手入れを行い、施設の落ち葉清掃等も行った。短時間の活動だったが、補助犬、職員さんが過ごしやすい環境作りに貢献出来たのなら幸いである。また、ダイバーシティ・インクルージョンの講義、聴導犬・介助犬・盲導犬のデモンストレーションの見学をさせて頂いた。車椅子ユーザーと二足歩行者の立場が入れ替わった世界のビデオはとても衝撃的であった。マイノリティとマジョリティの考え方のズレがあることに大きな問題を感じた。現代社会に求められる多様性、公平と平等の在り方について深く知ることができとても有意義な時間だった。(ボランティアセンター学生スタッフ・VSP デザイン工学部都市環境デザイン工学科2年 高木倖大)
5、参加学生の感想
ボランティア活動30分前に雨が降っていたため、地面も濡れており雨水の重さも相まって、落ち葉を上手に運ぶことができず想定より大変な活動となりました。
一方、講義では「公平」と「公正」を題材として様々なことを学びました。世界各国での性への理解の違いや、もし二足歩行者が少数派で車椅子ユーザーが多数派な世界、いわば「車椅子ユーザーの社会」であったら現在の世界と何が変わるのか、などの興味深い内容が多くありました。
講義を受け、私は「公平」と「公正」の違いは、受け取り手が満足しているか、していないかだと考えました。「公平」は皆に同じ扱いをするが、受け取り手が満足しているとはかぎらない。「公正」は皆が同じになるように扱い、受け取り手が満足している。「公平」と「公正」の考え方は、今回の講義に関しては目の不自由な人、耳の不自由な人、身体の不自由な人に対する補助犬の役割を理解する上での導入であったが、普段の生活やインクルーシブデザイン講座などの別の企画にも適応できる考え方だと思い、大変貴重な体験をさせていただきました。(ボランティアセンター学生スタッフ・VSP デザイン工学部都市環境デザイン工学科2年 鶴田淳)
今回補助犬協会さんに訪問し、学びながらもとても楽しむことができました。最初に受けた講義では、公平な社会について話し合いもしながら考え、中には実際に目が不自由な方もいて、普段考えていない視点の意見も聞くことができました。その後雑草取りをしましたが、職員さんとしゃべりながら楽しく作業していました。最後に盲導犬・介助犬・聴導犬の実演をしてもらい、トレーニングの仕方など新しいことを知ることができました。実演をしてくれた介助犬が、遊びまわっている子どもたちの側でも静かに伏せていて、威厳を感じたし可愛かったです。(ボランティアセンター学生スタッフ・VSP文学部英文学科2年 菅原光里)