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【市ヶ谷】Beach Clean Project~【講義・海岸清掃】実施しました!(5/13、5/21)

  • 2022年06月14日
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【市ヶ谷】Beach Clean Project

1.日程 【講義】  5月13日(金)17:00~18:30

【海岸清掃】5月21日(土)11:00~12:30 (5月14日:雨天延期)

2. 場所 【講義】  Zoom(ハイフレックス方式),外濠校舎523‐526会議室
       【海岸清掃】平塚ビーチセンター付近

3.概要

学生に向けて近年深刻化している海の環境問題について考える機会を作ることを目的として本企画を計画した。日本で唯一の海岸美化専門の団体である公益財団法人かながわ海岸美化財団様のご協力のもと、講義企画と海岸清掃を実施した。講義企画はハイフレックス方式で行い、講義を踏まえて「環境問題に関心の無い人へのアプローチ方法」「ゴミを発生させないための具体的な策」についてグループごとにディスカッションをした。海岸清掃は平塚ビーチセンター前にて実施した。雨天のため1週間延期したが、当日も雨天のためできる範囲での活動となり予定よりも早く解散することになった。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 守 綾乃)

4.学生参加者数  24名【講義】19名【海岸清掃】

5.企画学生の感想

今回の企画に参加してくれた学生は、環境問題に関心があり、とても意欲的に講義と海岸清掃に取り組んでくれた。講義では、環境問題に関するディスカッションの時間を設け、それぞれグループが積極的な意見交換が行われ、全体の雰囲気がよく終えることができた。次の日に予定していた海岸清掃は、雨のため次週に延期となったことで、予定が合わない学生もおり、参加人数が少し減ってしまうと思っていたが、予想よりも多くの学生に参加してもらえて安心した。また、当日は時折大雨になる時間もあったが、参加学生は雨の中でも海岸ゴミを一生懸命に拾う姿を見て、心を打たれた。グループごとに別れて活動したことにより、参加学生同士の交流も図れていい機会となった。天気が不安定な時期の開催ということもあり、海岸清掃当日もあいにくの雨に見舞われ、全体の士気が下がってしまうことを懸念していたが、最後の集合写真に笑顔で写る学生をみて、この企画を実施したやりがいを実感した。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部政治学科2年 今給黎優那)

本企画の醍醐味は、海岸ゴミに関する講義を受けてから、実際に海岸清掃活動が出来ることでした。ただ海岸清掃をするだけでは、効果は一時的なものになってしまいます。そのため、学生の問題意識向上による長期的な効果を得るために、海岸ゴミの原因や影響を予め学べるようなプログラムを用意しました。清掃活動当日は、天気に恵まれず雨の中での活動になりましたが、時間を忘れてしまうくらい熱中していた学生が多かったことが印象的でした。この企画をきっかけに、海岸清掃に参加する学生が増え、綺麗な海が帰ってくればいいなと願っています。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 国際文化学部国際文化学科2年 長尾美紅)

6.参加学生の感想

新書などで海岸のゴミ問題についてある程度状況は把握していたが、実際に清掃している団体の方にお話を聞けたことで、気になっていたゴミ問題と自治体の関係について理解を深めることができた。また、ディスカッションでは同じように環境問題に関心を持っている学生と話し合うことができ、自分の考えを活性化させることができた。よくある回答に終始するのではなく、実現可能性を考慮して案を出すことができたのが良い。(文学部日本文学科2年 髙橋梨咲)

今回の講義を通して、海のゴミのほとんどが客の不法投棄だと思っていたが、実際は川から流れ着いたゴミが全体の7割を占めるということが意外だった。近年はプラスチックのゴミ、特にマイクロプラスチックが非常に増えており、表面上のゴミを取るだけでなく、砂浜の内部にまで細かく流入しているため、掃除が困難であるということも知れた。また、水中花火による発砲スチロールゴミの大量発生に関して、10年前は特に問題とされていなかったことが衝撃を受けた。 海のゴミ問題を無くしていくために、ゴミ問題に関心がある人よりも、無関心な人やその中間層の意識を改善するために、どのような策を考えられるかが今後の未来の分かれ道となるのでは無いかと思った。(法学部法律学科3年 鈴木大聖)

  • 公益財団法人かながわ海岸美化財団の講義

  • ZOOMでも同時受講

  • 神奈川県平塚ビーチセンターにて清掃作業

  • 講義を踏まえ清掃活動