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【市ヶ谷】空き家リノベ×地域再生~空き家を生かした地域再生を考えよう~を実施しました(11/22)

  • 2021年12月23日
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空き家は年々増加しており、景観に対する苦情や放火など、地方では深刻な問題となっています。我々は持続可能な社会を実現するためには、空き家問題を解決する必要があると考えました。しかしながら、空き家問題は複雑で、我々学生が空き家問題解決のために何ができるのかわかりませんでした。

そこで、NPO法人すまいるより福田徹氏をお招きし、オンラインで空き家問題についてオンライン講義をして頂きました。約40分間の講義を通し、空き家がなぜ発生するのか、空き家の何が問題なのか、空き家問題の解決方法について学ぶことができました。講義の後、講義で学んだことと事前資料をもとに具体的な空き家の利活用方法についてディスカッションを行いました。このディスカションでは、空き家の利活用方法だけでなく、その利活用方法を実施することで発生するインパクトについても考えてもらいました。このディスカションを通して、様々な意見が飛び交い、我々企画学生だけでは考えつかないような新しい視点も得ることができました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 国際文化学部国際文化学科1年 水上 明莉)

 参加学生者数 26名

企画学生の感想

空き家問題から地域再生につながるボランティアを考えてみたいと思い、今回企画メンバーとして参加しました。ディスカッションでは小田原市の現状からインパクトをより具体的に問題を考えて欲しく、参加学生に事前資料を配布しました。多くの学生がそれに目を通し、加えて自分で周辺情報を調べて議論に臨んでいました。そのためディスカッションの最初から意見が飛び交い、非常に濃い時間を過ごすことができた学生が多くいました。ディスカッションに関して、高評価をいただけたのでやりがいを感じました。今後の企画でもディスカッションが活発になるような工夫をしていきたいです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部地理学科1年 小林 咲穂)

 今回は誰もが必ず関わりのある「衣食住」にアプローチする企画の一環として、空き家問題について取り組んだ。当初は学生ボランティアとして支援できることに思い悩んだが、実際に取り組みをされている方からのお話や現地見学を通して、微力ながら我々でも力になれることを知った。この企画を通して、まさに課題解決の一歩である「関係人口を増やす」ことができたと感じている。(ボランティアセンター学生スタッフVSP デザイン工学部都市環境デザイン工学科3年 鴨 潤矢)

衣食住企画の内の1つとして始まった本企画は、企画内のグループワークでは白熱した議論を繰り広げるなど、学生の空き家による地域活性化への興味が高まっていることを知ることができた企画となった。今後の課題は、少子高齢化により益々空き家が増えていく中で、そのような学生が行動に移すことができる場を創ることである。VSPの活動でそのような場を供給することで人々が空き家をプラスなものと捉えられるようにしていきたい。(ボランティアセンター学生スタッフVSP デザイン工学部都市環境デザイン工学科3年 川上 健太)

 参加学生の感想

空き家の活用方法はやはり、カフェや民泊などの宿泊施設といった考えが出がちですが、ディスカッションを通して様々な意見を聞き、塾としての活用や、近くに言語学校がため日本の文化を学ぶための場にするなどの面白い意見を聞けることができ、自分のなかでの空き家の活用方法の考えが広がりました。また、それを誰が運用するのが良いのかなど、空き家をリノベーションした後のことも考える良い機会となりました。また機会があればボランティアに参加してみたいです。(3年 女子)

 今回の企画で空き家問題について根本的な原因とそれに対する取り組み方を理解できた。私は空き家問題について行政課題との認識しか持っていなかったため、今回の企画で行政だけでない市民全体の問題としての認識を得て問題解決へのアプローチの仕方の視野が広がった。(社会学部社会学科3年 山森 樹) 

 

  • 講師のNPO法人すまいる 福田徹氏

  • VSP企画メンバーによる司会進行

  • 空き家の利活用についてのグループワーク

  • 終了後も多くの質問が出された