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【市ヶ谷】手話講座(入門編)を実施しました(10/6~12/8・全8回)

  • 2021年12月21日
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ボランティアセンターでは、長年NHKニュースキャスターを務められた中野佐世子氏を講師に招き、手話講座を継続してきました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン形式でしたが、今年は対面で講座を行うことができました。基本的なあいさつや自己紹介、指文字や簡単な文章をはじめ、聴覚・視覚障がいや、共生社会についての理解を深める講義が行われました。オンライン講義では出来なかった2人一組での会話や、参加者全員での手話ビンゴゲームなど、本来の対面授業ならではのコミュニケーションが取れたことは有意義でしたが、同時に、「口元の見えないマスクをしたままの手話での会話がいかに難しいか」「手話に限らず相手に伝えることの大切さ」を見直す機会となったと思います。全8回の講義を終えた参加者から寄せられた「覚えた手話を使ってみたい」「共生社会に関する学びが深まった」といった感想からは、講座で得た学びを今後に活かしたいという気持ちが感じられました。ボランティアセンターでは今後も手話講座を続けていく予定です。

学生参加者数 43名

参加学生の感想

今回の講座に参加し、手話に関する知識だけでなく、共生の在り方についても学ぶことができました。特に、周囲の人との共生には、「配慮」を意識することが大切であると強く感じました。例えば、難聴の方に対する声のかけ方です。どの方向からの声かけが、聞こえやすいのかを事前に把握しておくことで、お互いがスムーズに会話を行うことができます。常に自分ができることを探し、お互いが心地よく生活できるように心掛けたいです。(国際文化学部国際文化学科4年 花立 七彩)

 私が手話を勉強したいと思ったきっかけは、偶然、ある方が私の好きな曲を手話で歌っている動画を見たことでした。動画を作っていらっしゃった方のことはそれまで知らなかったのですが、日本語とは違う言語として、直訳ではなく意訳して歌われているのを見て、英語に初めて出会った時のような、手話の奥深さに惹かれました。その方が、手話を学ぶ理由について、手話は、様々な方とつながり、夢と笑顔にあふれる世界をつくる第一歩だとおしゃっていました。私も、人と人とをつなげ、温かく平和な世界をつくりたいと漠然と思っていたので、手話を勉強し始めました。手話講座を受講し、手話を学ぶだけでなく、様々な障がい者の方々と関わってこられた中野先生のお話を聞くことは、今まで学んできたことを仲間とともにより深く学ぶ良い機会になりましたし、これからの生活で、より多くの方に寄り添い、平和な世界をつくるきっかけになったと思います。学んだことを生かし、手話を続けることはもちろん、得た知識を生かしてすべての人が暮らしやすい社会を作りたいと思いました。(グローバル教養学部グローバル教養学科2年 佐野 風音)

 少し手話が身につけば良いなと思って通い始めたこの講座によって普段の生活での意識まで変わることができて本当に感謝しています。手話を覚えるだけではなく、障がい者を取り巻く環境やその問題について考えたり、学んだりする時間があったからこそもっと手話を勉強したいと思えることができました。実際にエスカレーターではなるべく真ん中の方に立ってみることにしたり、バイト先に視覚障がいの方がいらっしゃった時になるべく声で景色を説明するよう心がけたりすることができました。講座は終わってしまったけれどこれをきっかけにもっと人のことをみて行動できる人間になりたいし、手話も続けていきたいと思いました。私たちが親しみを持ちながら楽しんで手話に触れられるように教えてくださってありがとうございました。(文学部哲学科1年 山岸 奈央)

  • 講師の中野佐世子先生

  • 歌に合わせて手話を覚える

  • 2人一組での手話練習の様子

  • 全員で手話のポーズで集合写真