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【市ヶ谷】東京メトロ飯田橋駅ボランティア研修会を実施しました(11/13)

  • 2021年12月20日
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東京メトロさんの協力の下、5回目となる「メトロボランティア講習会」が行われました。この研修は、東京メトロ飯田橋駅構内で見守りサポートボランティアを行うための知識を得たりスキルを高めたりするためのものです。研修を終えると、ボランティア認定証を受け取る事が出来て駅構内でのボランティア活動が可能になります。5時間にわたる長丁場でしたが、17名の参加者同士で声を掛け合いながら楽しく学ぶ事が出来ました。

企画の前半は、日本ケアフィット協会インストラクター八木桃子さんのご指導によるサービス介助基礎研修を受講しました。前半は座学中心の講義を受講しました。障がい者が感じる社会的障壁や様々な障がいの特徴について学びました。白内障を体験できるゴーグルを身に付けて歩いたりして、当事者の気持ちを身をもって理解することが出来ました。後半は、車椅子を利用するお客様や白杖をお持ちのお客様のサポートの仕方を学びました。ロールプレイを通して実際に学んだことを実践しました。介助する側とされる側の両方の経験が出来て、いかに当事者にとって私たちのお声がけが安心に繋がるかということを理解しました。

後半は、実際に飯田橋駅に向かって駅構内の見学を行いました。見学では、メトロの社員さんと先輩メトロボランティアメンバーが分かりやすく案内してくれました。お客様によく聞かれやすい場所やエレベーターの設置場所などボランティアに生かせる知識をポイントで学ぶことが出来ました。さらに、構内見学を通じて既存メンバーと新規メンバー間での交流も生まれました。見学の後には、メンバー各々が自己紹介を行い、「メトロボランティアを行いたいと思ったきっかけ」などを共有しました。ボランティアへの更なる意欲向上に結びついたと思います。今回の講習会で得た知識をこれからの駅構内での活動に活かしていきたいです。さらに、普段から駅を利用する際にも今回学んだことを心に留めておきたいと思います。(東京メトロ飯田橋駅ボランティア学生スタッフ 法学部国際政治学科3年 金沢 ひなた)

参加学生の感想

今まで車椅子に乗ったことも押したことも無かったので、安定していて安全な乗り物だと考えていた。しかし、実際に乗って押してもらった際に、自分で動かしていないのに、非常に簡単に動いてしまうことがあったり、段差を上り下りする時には、体が物凄く斜めになるという感覚があり、凄く怖かった。きっと、車椅子をご利用のお客様はこのような気持ちをしているのだということを知ることができたので、相手の方が不安な思いをしないように、細かなところにも気を配りながら、対応したいと思った。(法学部法律学科2年 桜井 菜摘)

先日のメトロ研修会に参加をして、飯田橋駅構内での活動に必要な知識を得たとともに、それ以外の様々な場所でも応用できる知識や考え方を身につけることができ、とても有意義な時間を過ごせました。なかでも、社会に生きる上で様々な人が生活をしているということを頭では理解をしていても、経験をして初めて自分とは違う境遇にある人の気持ちが分かるものだなと様々な体験会を通じて学べたことが特に意義深く感じました。(経営学部経営学科3年 五味 祥紀)

  • 段差を使って車いす使用の方のご案内方法を学ぶ

  • 東京メトロ社員さんからの駅構内の案内を受ける

  • 講習室でボランティアの心構えを聴く

  • 研修終了後、全員で集合写真