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市ヶ谷ボランティアセンターの学生スタッフVSPは、子ども食堂に興味はあるが、参加できていない人に向けて、子ども食堂とは何かを知ってもらい、子ども食堂に関わる一歩を踏み出す機会を提供するために本企画を実施しました。新型コロナウイルスの影響により、オンラインとオフライン両方を組み合わせたハイフレックス型での実施となり、40名の学生が参加しました。本企画には、NPO法人 全国子ども食堂センター・むすびえから複数の講師の方がいらしてくださり、子ども食堂とは何かについて講義をしてくださいました。また、阿佐ヶ谷の子ども食堂「ガヤガヤ食堂」にもご協力いただき、子ども食堂の様子を動画で紹介したり、実際に中継したりして講義内で映像を流しました。講義後はその内容を踏まえて、「子ども食堂のイメージがどう変わったか」「子ども食堂の将来像について」をテーマとしたグループディスカッションを行いました。同年代の講師の方のお話を聞けたことや、子ども食堂の普段の姿を動画などで見たことで、子ども食堂について知識を深め、実際にボランティアに行きたいという姿勢が見受けられました。本企画は次のボランティアに繋がる良い機会となったと思います。
〈当日のスケジュール〉
16:00〜16:10 Zoomのチャット機能を使って子ども食堂のイメージ共有
16:10〜16:40 むすびえの講師による講義(「子ども食堂とは何か」「子ども食堂絵画展」について)
16:40〜17:00 動画鑑賞(阿佐ヶ谷ガヤガヤ食堂の様子)
17:00〜17:30 グループディスカッション「子ども食堂のイメージの変化」「子ども食堂の将来像について」
17:30〜17:40 まとめ ・質疑応答
ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 田中 みのり
今回は本学学部生だけでなく、他大学の学生も参加し、多角的な視点から子ども食堂について考えるいい機会となった。講義の前に現段階での子ども食堂のイメージを、グループごとにチャットで共有することで、Zoom参加者や講師の方々と、対面の学生や企画者の温度感に差が生まれず、全員が能動的に講義に参加することができた。また、当日はハイフレックスだったこともあり、予定していたタイムスケジュール通りに開催することができなかった。想定外のトラブルが生じることを加味した上で、対面のみで開催する企画よりも、時間に余裕を持たせる事が重要だと感じた。今回は講義やディスカッションに加えて、動画や現場の中継など、多くを盛り込んだ企画に携われた経験を今後のVSPの企画にも活かしていきたい。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科1年 今給黎 優那)
子ども食堂に実際に携わっている人たちの話や、動画やリアルタイムでの現場を見ることができたので、より興味を持つことができたし、地域によって特色が違うと思うので、さまざまな子ども食堂に行ってみたいと思いました。このような企画を作っていただき、ありがとうございました。(キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科3年 銘苅 円花)
子ども食堂の役割について、知らなかったことを学べて良かったです。子どもだけでなく、高齢者など地域の人々が交流する場所として子ども食堂が意義を果たしているのは、とても素晴らしいことだと思いました。大学生はいるだけでいいという言葉から、あまりハードルを上げすぎないで参加をしてみてもいいのかもしれないなと考える機会になりました。ありがとうございました。(キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科2年 木島 有彩)
とても楽しかったです。子ども食堂について様々な取り組みを学ぶことが出来ました。ディスカッションでは、留学生も積極的に参加させることで外国人の家族と地域の懸け橋になれる、地元のイベントに積極的に参加することで知名度を上げる、という案を出しました。他にも高齢者に注目した案が出ていて、皆が違う視点で取り組もうとしている事が新鮮でした。ありがとうございました。(共立女子短期大学文科部 2年 堀川 萌奈美)