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【市ヶ谷】災害救援ボランティア講座を実施しました(6/19、6/26、7/3)

  • 2021年07月15日
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市ヶ谷ボランティアセンターでは、災害救援ボランティア推進委員会、東京防災救急協会、千代田区社会福祉協議会のご協力のもと「災害救援ボランティア講座」を実施しました。

第1日目は、市ヶ谷キャンパス大内山校舎にて千代田区社会福祉協議会の取り組み、災害救援ボランティアの基本、被災地での安全衛生、防災対策の基本などを学びました。

第2日目は、本所防災館で災害模擬体験を行った後、大学に戻り講義形式で出火防止と初期消火について、グループワーク形式で災害ボランティア活動図上演習を学びました。

第3日目は、本学市ヶ谷総合体育館柔道場にて、上級救命技術講習として応急手当活動について学び、AEDの使用方法、胸骨圧迫、災害時などでのけがの応急処置などは実際に人形などを使い実践しました。

災害救援ボランティア講座は毎年行われており、全講座受講により、上級救命技能認定証、セーフティリーダー認定書が交付されます。今年も多くの学生が認定証を交付されました。市ヶ谷ボランティアセンターでは引き続き災害時に活躍できる学生の育成に取り組んでいきます。

 

学生参加者数 32名

参加学生の感想

私はこの災害救援ボランティア講座を経て、災害を未然に防ぐ方法、シミュレーションを通して災害をどう対処するのか、人命救助、手当ての行い方を学ぶことが出来ました。今まではボランティア活動全般に対して関心があまり無く、むしろ他人事のように考えてしまっており、実は参加させて頂いた動機も自発的なものではなく、友達の誘いによるものでした。しかし、この貴重な機会を経てボランティアに対する新たな興味を持つ事ができたほか、災害、人命救助に対する重要性を改めて認識することができ、終わってみればとても充実した時間になったと心から思えます。災害、事故を未然に防ぐ為にはどうすれば良いのかという事をこの3日間で学ぶ事ができたので、今後はその知識をアウトプットできるよう、より自発的になれる努力を行うつもりです。たとえ災害、事故を目の当たりにしても、行動への責任感や命を扱う事に対する恐怖に怯えず、胸を張ってどのような場でも進んで活動を行える人になれるよう、励んでいきたいと思います。(経営学部経営戦略学科3年 細川 玲輝)   

 私は消防士を目指しており、災害について詳しい知見を得るためにボランティアに参加しました。1、2日目の講義では災害に関わる消防士」の姿をイメージすることができました。また、元消防士の方のお話を実際に聞いて消防への意志がより一層強くなりました。先日起こった熱海の災害でより関心を抱きました。ボランティアが要請されるようなことがあれば、積極的に参加したいです。3日目の救命講習では、練習を通して人を助けることの難しさを実感し、勇気を持つことが大切だと理解しました。私は身近にいる大切な人や誰かの大切な人を守るために、これからも消防士を目指したいと思います。(経営学部市場経営学科3年 小澤 瞬)

3日間の講座を受けて、災害救援と応急手当について多くの知識を学び、大変勉強になりました。この講座を受ける前、私は地震や津波などに関する知識を少し持っていましたが、自分の命だけを守れば十分だと思いました。この講座を受けて、「自助」だけでなく、「共助」の重要性がわかりました。そして、「自分の街は自分たちで守る」という連帯責任を理解しました。また、心肺蘇生などの実技を身につけることはできて、とても素晴らしいことだと思います。今後、自分を守るだけでなく、家族も近隣の人も守ろうと思っています。この度はありがとうございました。(文学部哲学科3年 宮本 宇錦)

  • 1日目の講習よ様子

  • AED実習を行う

  • 地震体験で震度7の揺れに耐える

  • 想像以上に視界が遮られる煙体験