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ユニバーサルシアター企画では、視覚障がいの方も聴覚障がいの方も車椅子の人も小さなお子様連れのママたちも「誰もが一緒に」楽しむことができる映画館で、バリアフリー映画観賞会を行い、12名が参加しました。バリアフリー映画推進団体シティ・ライツCinema Chupki TABATA代表の平塚千穂子氏を講師に、ユニバーサルシアターについて講義して頂き、その後、映画「へんしんっ!」を実際にユニバーサルシアターで鑑賞しました。音声ガイドや字幕などのバリアフリー環境が整った日本初のユニバーサルシアターでの映画鑑賞を体験することで、新たな気づきや学びが多くありました。
〈スケジュール〉
18:00~18:30 講義:講師の平塚氏よりユニバーサルシアターの特徴や歴史、経緯や思いなどの説明
18:40~20:15 映画鑑賞
20:25~20:45 感想共有、質疑応答
20:45~20:55 平塚氏によるフィードバック
(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 萩原 美優)
この企画を通してユニバーサルシアターとは何かを知ることができ、講師のお話は興味深いもので、勉強になった。映画も考えさせられるものであり、感想共有では参加者の方々からさまざまな意見を聞くことができ、非常に有意義な時間となった。当日は時間が押していたり司会進行が予定していたものと少々変わってしまったりという反省点はあったが、全体として満足のいく良い企画にすることができた。今回の成果や反省を今後の企画に活かしていきたいと思う。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 萩原 美優)
「ユニバーサルシアター」と聞いて、どのようなものか疑問に思い、参加した。企画を組んでいく上でユニバーサルシアターについて詳しく学び、実際にユニバーサルシアターを体験するという貴重な経験ができたと感じる。障がいがない私たちでもより快適に映画を鑑賞することができ、すべての人を対象にしている映画館であることがひしひしと伝わってきた。企画運営に関しては、経験者のスタッフの方に頼りすぎてしまったように感じる。今後は自分から企画を進めていけるように励みたい。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 平津 桜那)
今まで全く知らなかったシアターや映画、その他に作中に登場された表現活動をしている方々の存在を知れて大変学びの多い企画でした。また同じ映画を観て何を感じたのか大人数で共有できた機会はとても貴重でした。司会進行の方や皆さん丁寧で楽しく過ごせました。ありがとうございました。(社会学部社会学科4年 古谷 咲綾)
副音声を使って耳だけで聞く映画なんてどうせそこまで楽しめないのだろうと勝手に決めつけてしまっていましたが、目を瞑って映画を見てもちょうどいいタイミングで説明の声が入り、情景が浮かんできました。また、目を開け映画を見ていても、普段では気が付かなかった、細かな仕草や場面の移り変わり、題名の字体など気にしていなかったものが新しい目で見ることができ、本当に色んな人のためのものなのだなと実感できました。人前で話したり自分を表現することに苦手意識を持ってしまっていましたが映画を見たことにより、話すことだけが表現ではなく、人それぞれ色んな方法で自分の個性を表すことができることを学びました。人間同士お互いに伝え合うことが必要です。私もこれからもっと積極的に自分を伝え、相手を感じようと思いました。(人間環境学部人間環境学科2年 二宮 いこい)