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【市ケ谷】第5回はじめ一歩カフェ(はじいちカフェ)を開催しました(2/3)

  • 2021年03月30日
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5回目の『はじめの一歩カフェ』は、第1回実施時に身近なテーマを“環境問題・ゴミ問題”としたところ参加者から「話しやすかった」との声をいただいたため、今回は“食とプラスチック”をテーマにした。また、次の2点を試した。

まず「参加者の知識の有無によって、会話量に差が出る」ことを防ぐために、参加者にはプラスチックに対する知識・経験を問う事前アンケートに回答してもらい、企画者はそれを元にグループ分けを行った。また、参加者が話しやすいよう、アンケートでは「グループでディスカッションしたい内容」等についても尋ねた。加えて、「他団体のオンライン企画との差別化・オンライン企画の安全性の証明」のために、企画数日前からSNSを用いて食とプラスチックのテーマに関する私たちが掲げた4つの軸(マイクロプラスチック、海洋プラスチック、環境ホルモン、食品容器)についての情報・寄せられた質問に回答する等積極的に広報活動を行った。 反省点としては「事前ミーティング・イベント周知のタイミング」がある。事前ミーティングを1週間切ってから行ったため、変更点を改良することが簡単ではなく、またイベントの周知もギリギリになってしまった。また本番での通信環境のトラブル、企画者同士の打合せなど見直すべきところも、今後に活かしたい。

企画学生の感想

自分が主体となり行った企画が初めてだったため、自身の性格を改めて理解する機会となった。また、共同企画者である三村と密に連携を取りつつ準備を進められたため、とてもやりやすかった。加えて、三村はスライドづくり等、準備を行うに当たりコツコツ積み重ねていくことができる点を本当に見習いたいと感じた。互いの長所を生かした結果を出せたと感じる。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科2年 阿波加 夏輝)

今回の企画では、4つの小テーマを2つに分担し、調べ学んだことを講義形式で伝えたため、短時間で内容を濃く、わかりやすく伝えることができた。また、講義後の率直な感想を共有することで、参加者同士の意見交換を活発に行うことができた。反省点として、当日のサポートメンバーへの情報共有が遅れてしまったので、次回の実施時は早めの事前連絡を行うようにしていきたいと思う。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部地理学科2年 三村 優奈)

 

参加学生の感想

どの問題も、肝にあるのは消費者、そして製造者の問題に対する当事者意識だったと思いました。そもそも問題を認知していないことからは、メディアや公共教育のプラスチック問題などの社会問題に対する啓発が全然足りていないのではと感じました。けれども、メディアや企業、教育、政治などを消費者間で批判するだけでは行動が間接的で問題解決には程遠いと感じます。本日のイベントからは、個人が“自分自身”で行動すること、気づきを得ること、そしてその気づきと行動を広めていくことが一刻も早く問題解決に向かうための必要不可欠なプロセスなのかなと思いました。例えば、Loopなどの企業には称賛の声を企業に直接届けたり、SNSで発信したり、積極的にSNSを利用したりする。過剰包装する企業を積極的に批判し、直接メールを送ったり、SNSで拡散したりと、直接的な行動を日常的に行う努力をしていこうと感じました。ゴミ拾いへの参加や、過剰包装された商品は購入しないなど製造者とは間接的な行いはもちろん、直接的な行動も今日のようなコミュニティーみんなで今、できることをする、それが微力ではあっても未来につながる私たちができることなのかな、と考えさせられました!(グローバル教育学部グローバル教育学科2年 大島 紀穂)

 

 

  • 資料をもとに学生が講師をつとめた

  • 自分に何ができるかを最後に紹介