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【市ケ谷】足立区イベント「&spoon ×シアター1010なぞときひろば」

  • 2021年01月20日
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一昨年VSPで実施した廃油石鹸企画の際にお世話になった秋田 博氏より、「他の形でもVSPと一緒に取り組んでいきたい」とのお声掛けを頂き、今回の足立区のイベントに参加することになった。当イベントは、NPO法人アンドスプーンさんとシアター1010の共同イベントで、「なぞとき」をテーマに親子向けのブースを出展するもので、VSPはボッチャ体験ブースにてパラスポーツの魅力を伝えることを目的とした。

 12月頭から5回の打合せをし、ブース設置の確認やコロナ対策、他出展者の方達との情報共有も行った。前日の準備日にはボッチャのコート2面の設営と展示パネルなどの設置をし、当日は大勢の親子がブースを訪れ、VSPメンバーと一緒にボッチャを楽しんだ。ボッチャ未経験者には丁寧に説明をし、希望者には「挑戦コース」として障がいのある方の立場での体験も行った。ゲーム毎のボールの消毒、学生メンバーはマスクとフェイスシールドを着用するなどの新型コロナウイルス感染症対策の実施に加え、外部のイベント運営者の方々とのやりとりや当日のメンバーのスケジュール管理など、学んだ点と共に次回への課題も確認することができた。今回は参加がコロナ禍で予約制であったため来場数は多くなかったが、オンラインの企画が中心である中、オフラインのボランティアで子どもたちの笑顔を見られたことは、VSPメンバーにとっても大きな励みとなった。

 ※NPO法人アンドスプーン:足立区の主婦や親子を対象に、イベントなどの場づくりを行う。女性を取り巻く環境や未来を担う子どもたちを支える運営団体。将来、足立区内にて親子カフェのオープンを目指し、ママと地域が繋がる活動をしている。

 企画学生の感想

一つの企画を実行させるには時間がかかり、全て自分達で考えなければいけなかったことが大変でした。VSPに入って初めての企画だったということもあり、当日の内容についてメンバーで打ち合わせをしている際も、イメージが湧かず不安ばかりでした。しかし、当日は不安など感じないくらい子どもたちの楽しんでいる姿を見ることができました。私自身、子どもたちと関わる機会が減ってしまったため、どのように接したらいいのかわからず、近くで子どもたちがボッチャをやっている姿を見ているだけで、上手く触れ合うことができませんでした。深く考えず、たわいもない話をするだけでも良かったなと思いました。今後ボッチャをやる機会があれば、今回できなかったことを活かして子どもたちを楽しませることができればいいなと思います。(法学部法律学科1年 飯村 美南)

人と会う機会が減る中で「オンラインで出来る方法」を探すことももちろん大切ですが、同時に「オフラインで出来る方法」も模索する必要性を強く感じました。事前予約制、ソーシャルディスタンスの確保、こまめな消毒などを徹底すれば子ども達の笑顔を直接見ることができると分かったからです。今後もオフライン、オンラインの特徴を把握した上でどのような状況においても様々な企画を実施したいです。(文学部心理学科2年 青木怜奈)

参加学生の感想 

2020年はコロナの影響で大きい企画、多くの人が関わった企画ができていなかった中で、足立区のイベントに参加し、VSP内外の多くの人と実際に会って企画をすることが出来たことは良い経験になりました。また、当日参加してみて、丸一日の企画かつ色々な役割があったおかげか、メンバーそれぞれの長所を改めて発見することができて面白かったです。そういった発見を活かしつつ新しい企画などに繋げていきたいと考えました。改めてボッチャは良い競技です。(デザイン工学部都市環境デザイン工学科2年 川上 健太)

 コロナで開催が危ぶまれる中、なんとか開催できることになったので、来てくださった人たちを全力で楽しませたい!と思ってこの企画に臨みました。ボッチャをやっている子どもたちの楽しそうな姿や笑顔を見たり、「もう一回ボッチャやる!」という言葉を聞いていたら、とても元気を貰えて、参加して良かったなぁと心から思いました。また、私は初めてボッチャをやったのですが、簡単に覚えられるルールなのに絶妙な難しさなどが面白くてハマりました。またやりたいです!(法学部政治学科1年 田中 みのり)

 緊急事態宣言が再び発令され、なかなかオフラインのイベントを開催することができない状況ではありますが、やはり子どもたちに心を開いてもらい、楽しんでもらうためには、実際に交流し、一緒に何かに取り組むことが大切だと強く感じたので、今後は感染対策をしっかり行い、できることがないかを考えていきたいです。また、他の団体の方とお話をさせていただいたときに、自分たちはまだ大学生ですが、一緒にイベントを盛り上げる仲間として、対等にお話をしてくださったので、今回のイベントのような場では、VSPの一員として責任を持った行動をすべきだと感じました。楽しいだけでなく、学びのある一日だったので、今回のことを次回以降に引き継いで、今後より良い活動ができるようにしたいです。参加させていただき本当にありがとうございました。 (法学部法律学科1年 並木 優衣)

 

  • ボッチャのやり方を説明する様子

  • ゲーム終了の度にボールを消毒

  • 子どもたちも真剣にチャレンジ

  • 大勢の子どもたちがボッチャに挑戦した