お知らせ

【活動報告】〈市ケ谷〉絶滅危惧種を救え!外来魚釣り&水草除去プロジェクトin我孫子(9/11~9/15)

  • 2026年09月15日
お知らせ

絶滅危惧種を救え!外来魚釣り&水草除去プロジェクトin我孫子
1 日程 事前学習会:2026年9月2日 (水)
                      現地活動:2026年月9月11日(金)、9月12日(土)、9月13日(日)、9月14日(月)、9月15日 (火)
2 場所 事前説明会:外濠校舎S406教室、現地活動:NEC我孫子事業場内四つ池
3 概要
市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフのVSPは、在来生物種および地域生態系の保全に貢献することを目的として、手賀沼水生生物研究会の協力のもと、千葉県手賀沼およびNEC我孫子事業場内四つ池において、生態系保全活動を実施した。本活動は、外来魚の駆除、外来水草の除去、在来種稚魚の保護等に取り組んだ。VSPはこれらの活動に参加し、人的支援を行うことで、在来種の保全および地域生態系の保全に貢献した。実施活動に先立ち、9月2日(水)に事前講習会を実施した。講師として手賀沼水生生物研究会の方を招き、手賀沼周辺の生態系の現状や外来種問題について学ぶとともに、実地活動の背景や目的および理解を深めた。実地活動は、9月11日(金)から9月15日(火)までの5日間にわたり実施した。活動期間中は、外来魚の駆除や水草の除去に加え在来種稚魚の放流補助等を行った。これらの活動を通じて、参加者が地域の生態系保全に関する理解を深めるとともに、在来種の保全および生態系の維持に向けた取り組みを支援した。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部国際政治学科 北川 貴士)

4 学生参加者数 
事前学習会:36名
現地ボランティア:のべ25名 (9/11 雨天のため中止、9/12:6 名、 9/13:8 名、9/14:6 名、9/15:5 名)

5 企画者の感想
今回の活動を通じて、外来魚の駆除には、箱罠、網、釣りなど複数の方法があり、それぞれに長所と短所があるため、対象となる生物の生態や現場の状況に応じて適切な方法を選択する必要があることを学んだ。外来魚の駆除は単純な作業ではなく、効果的な駆除を実現するためには、対象となる生物の生態や現場の環境を踏まえた工夫が必要であることを実感した。また、今回の活動では、全体として十分な参加人数を確保することができた一方、活動日を多く設定したことで参加者が各日に分散し、結果として「一つ一つの活動日に十分なマンパワーを集中させることができていたのか」という課題が残った。この経験を踏まえ、今後は活動日を集約するなど、限られた人員をより効果的に配置する方法を検討する必要があると感じた。さらに、活動当日には、作業によって衣服や身体が泥で汚れることを十分に理解しないまま参加した学生もおり、一部の参加者が活動に十分参加できない場面も見られた。このことから、参加者を募集する段階で、具体的な活動内容や現場の環境、必要な服装・装備等について、より詳細に共有することの重要性を認識した。今後は、参加者が活動内容を十分に理解した上で参加できるよう、事前の情報共有を徹底したい。さらに、活動中には、手賀沼水生生物研究会の方々が学生ボランティアに配慮し、外来魚釣りなどの活動に体験学習的な要素を取り入れてくださる場面もあった。一方で、本活動の主目的は、学生が駆除作業を体験することにとどまらず、外来生物の駆除を通じて手賀沼の生態系保全に貢献することである。そのため、活動の目的やVSPに期待される役割について、協力団体と事前に十分な認識共有を図る必要があると感じた。今回の活動を通じて得られた課題や気づきを今後の活動に反映し、参加者への事前説明や人員配置、活動内容に関する先方との認識共有をより徹底することで、単なる体験活動ではなく、実際の外来生物駆除と地域の生態系保全に貢献できる活動へと発展させていきたい。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部国際政治学科 北川 貴士)

6 参加者の感想
今まで外来種の関係性や増え方についてなどは図鑑や水族館などで学んだことから、よく知っているつもりでしたが、ここまで自分の経験として知ることはなかった為、大変勉強になりました。池の底を浚ったりする時、水の中で動く大変さやヘドロが網に入ってしまった時の重さなど、駆除活動では当たり前のことではありますが、本当に大変なことなのだということを実感させられました。 後半の池でブルーギルを釣って駆除するという体験では、最初は久方ぶりの釣りということもあり楽しめた一方で、こんな元気に跳ねている魚を今から地上に出して殺すことになるという恐ろしさも感じました。もちろん、だからと言って駆除活動を否定する気は全くありません。ただ、勝手に魚を本来いない場所に放流する行為は、巡り巡ってこうやって沢山の命を奪うことにつながるということを当たり前ながら痛感させられました。(文学部日本文学科3年  村松 瞳)

  • 事前講習会での集合写真

  • NEC我孫子事業場内ゼニタナゴ池での駆除活動

  • NEC我孫子事業場内四つ池での駆除活動

  • 駆除した外来魚