お知らせ

【市ヶ谷】3大学(関西・明治・法政)合同企画「琵琶湖の外来植物駆除ボランティア」を実施しました(11/14)

  • 2021年12月09日
お知らせ

  

11月14日関西大学合同琵琶湖企画に法政大学から8名で参加しました。実施日の前にはオンライン(Zoom)で勉強会と交流会が開催され、琵琶湖博物館の担当者をお招きし、琵琶湖の環境保全(外来植物)と駆除活動に係る心構えなどを学びました。また、関西大学と近況報告等も行いました。当日は、胴長を着用しオオバナミズキンバイとナガエツルノゲイトウを中心に駆除活動を行いました。この2つの植物は繁殖能力が非常に高く、少しの茎でも断片から成長し、面積を拡大していく特徴があるため出来るだけ残さないように丁寧に駆除活動を行う必要がありました。膝まで水に浸かり、動きにくい中での作業でしたが作業前と比べると外来植物がかなり減り、達成感を感じることができました。外来植物について知識を得るだけでなく、関西大学の方と交流しながら実際に琵琶湖で駆除活動を経験することができ、とても良い機会になりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 経営学部経営学科2年 中野 日菜)

参加学生の感想

今回、琵琶湖に行ったのも初めてでしたが、私はこれまで環境系ボランティアにはあまり参加したことがなかったので富士山企画と合わせて2回目でした。外来種生物の影響などは普段あまり意識することがなく、この企画で初めてオオバナミズキンバイとナガエツルノゲイトウという外来植物の存在を知りました。実際に琵琶湖内で見分けるのは難しかったですが、少しでも外来植物を減らすことに貢献できていれば良いなと思います。また、活動をしながら関西大学の学生さんたちと交流できたのもとても楽しかったです。ボランティアセンターの学生スタッフをしている方とは、普段どのような活動をしているのかという話や、それ以外の方ともお互いの大学生活、学部のことなどを話すことができました。今後ももっと、関わりを増やし、仲を深めることもできたらより楽しく活動できそうだと思いました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部心理学科2年 緒方 晴香)

 今回の活動は自分にとって初めてのことばかりでした。琵琶湖を訪れたこと、外来植物の駆除活動、他の大学の人と関われたこと全てが新鮮で自分の知っている世界の狭さを痛感しました。普段の生活では感じることのできないものを多く得られたように思います。多くのことを感じた一日でしたがその中でも外来植物問題の深刻さをとても強く感じました。今回の活動はわずかな範囲でしか行っていないのにも関わらず大勢による一日作業になりました。琵琶湖中で同じ作業を行わなければ良好な生態系を維持することができないということに外来植物問題の大変さを強く感じました。人間が原因を生み出してしまった問題には責任をもって人間が解決していく必要があると思います。なかなか成果が見えづらく大変な作業でも無責任にならず、協力しながら地道に活動を行っていくことが大切なのだと感じました。                                           (ボランティアセンター学生スタッフVSP デザイン工学部建築学科3年 遠山 開)  

  • 駆除滑動についてレクチャーを受ける

  • 湖面に生息する外来植物を駆除する

  • 駆除した植物を全員で運搬する

  • 終了後、全員で集合写真