多摩学生センターでは、今年度も地域貢献に特化した活動経費の助成「2020 地域にスマイルを届けよう活動助成金」(略称「スマ活」)を募集します。
なお、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大にともない例年と募集時期が大きく異なっていますのでご注意ください。
全国規模で「緊急事態宣言」が出され、長期間にわたって店舗や工場などは営業、操業を自粛し、学校も臨時休校となり、多くの人が外出せずに家にこもるという今まで経験したこともない状況になりました。その影響は、経済面ばかりではなく、地域の行事が中止になったり、コミュニティや個人の行動が制限されたりするなど広く社会的な面にも及んでいます。
「緊急事態宣言」は解除されましたが、新型コロナ感染症は終息したわけではありません。私たちも当面は“with corona”を覚悟しなくてはなりません。
COVID‐19、新型コロナウイルスは、図らずもさまざまな社会的問題や矛盾、社会的弱者の存在を改めて明らかにしました。
まず、みなさんの暮らすそれぞれの地域の課題から、足元から見つめ直してみましょう。従来から支援が必要だった課題に加え、新たなニーズも生まれていませんか。あちこちで「スマイル」を待っている人がいませんか。
新型コロナ感染症に関する不安は、人によって大きな差があります。そのため、活動にあたっては、地域のみなさんに安心して受け入れていただけるよう、しっかり感染予防をおこなうことが大前提です。
活動については、規模の大小は問いません。あなたのクリエイティブな、“post corona”の新しい時代を見据えた発想が、大学、地域コミュニティを変えるかもしれません。
みなさんの積極的な応募をお待ちしています。
2020年6月22日
多摩学生センター長 宮城 孝(現代福祉学部教授)
多摩ボランティアセンター長 大﨑 雄二(社会学部教授)
■制度の目的
多摩キャンパス各学部の学生たちは、個人、サークルともにこれまでたいへん積極的に社会貢献活動を展開してきました。最近では、音楽系やダンス系のサークルが地域コミュニティや高齢者福祉施設、学校等を支援する活動も増えてきています。この制度は、こうした活動が継続されるように支援するものです。
■ 応募資格
多摩キャンパスに在籍する学生であれば、個人、団体(グループ、サークル等)問わず、誰でも応募できます。団体の場合は、学生センターに団体届の「登録」「非登録」は問いません。
(1) 日本国内での活動であればどこでも可、ただし2020年度中に活動が終了すること
(2)申請できるのは、地域貢献のための活動に必要な交通費、設備使用料、消耗品等
(3)ただし以下の場合は、減額、選考外になることがある
① 地域、行政、団体等から出演料、謝礼が支給される活動
② 行政、民間財団等または学内の他機関から助成金の支給、また支援を受けている活動
■ 応募条件
(1)活動終了後は所定の報告書(会計報告含む)を提出すること
(2)2021年3月開催予定の「ボランティア活動報告会」で成果を発表すること
■ 助成額
上限20万円。ただし、応募数や審査により変更もある
■ 審査
多摩学生委員会で審査をおこない、採用者(団体)を決定
■募集スケジュール
6月22日(月) 9:00~募集開始
9月30日(水) 応募書類 提出しめきり(15:00まで)
10月22日(木) 大学公式HPで採用団体決定、発表 (予定)
秋学期以降の活動を想定して募集していますが、その日程では活動に支障が生じる場合は、多摩ボランティアセンターに問い合わせてください。
また、応募できるかどうかの判断、応募書類の作成などについて不明な点がある場合にも多摩ボランティアセンター(EGG DOME 2階)に連絡してください。
以上
多摩ボランティアセンター(EGG DOME2階)
【TEL】042-783-2073【E-Mail】tama-vc@hosei.ac.jp
【開室】平日9:00-11:30 12:30-17:00