おしらせ

【活動報告】〈市ケ谷〉共生社会をダウン症から考える(ダウン症企画)~前期活動編~(5/23、6/10)

  • 2026年06月10日
おしらせ

共生社会をダウン症から考える(ダウン症企画)〜前期活動編〜
1 日程 2026年5月23日(土) マルシェでのボランティア活動
                      2026年6月10日(水) 講義企画
2 場所 番町の森(千代田区) 、外濠校舎5階523~526会議室
3 概要
毎年恒例のダウン症企画では、本年度新たな取り組みとして、一般社団法人HAKKEN様主催の「番町マルシェ」に法政大学として初出展し、また講義企画も実施しました。本年度は、「ダウン症について十分な知識のない大学生が、当事者との関わりを通して理解を深め、将来社会に出た際にも『共に生きる・働く』ことを考えるきっかけをつくる」ことを目的に掲げ、交流を重視した企画を行いました。番町マルシェでは、ボッチャ体験会と「みんなのありがとう展」を実施し、ダウン症の方と学生が協力してブースを運営しました。参加した学生からは、当初感じていた不安が交流を通して解消され、障がいをより身近に感じられたという声が多く聞かれました。また、企画者にとっても多くの学びを得る機会となりました。講義企画では、HAKKENの学生理事である武田様に、ダウン症の基礎知識や福祉に対する考え方などをご講演いただきました。その後、「ダウン症の方と一緒に学園祭No.1企画を実施するとしたら」というテーマでグループディスカッションを行い、参加者同士が活発に交流を深めました。前期の活動を通して、当事者との関わりを通じた理解を深めるという目的を達成することができました。後期も、障がいの有無にかかわらず多くの学生が気軽に参加できる企画を目指して取り組んでまいります。最後に、本企画にご協力いただいたHAKKEN様、アクセプションズ様をはじめ、ご参加いただいた皆様、ボランティアセンター職員の皆様、企画運営に携わった全ての皆様に心より感謝申し上げます。(ボランティアセンター学生スタッフ VSP 人間環境学部人間環境学科3年 山﨑 望菜)

4 学生参加者数 マルシェでのボランティア活動11名、講義企画12名
5 企画者の感想
マルシェでのボランティア活動
たくさんの方とお話しし、ボッチャや展示などを通して、素敵な時間を過ごすことができました。準備の段階から参加させていただきましたが、マルシェに関わる皆さまがとても温かく迎えてくださり、特にボッチャスペースで悩んでいた際には、親身になって相談に乗ってくださいました。本当にありがとうございました。また、私が特に印象に残っているのは、子どもから大人まで、スタッフや参加者の皆さま一人ひとりが主役となり、マルシェを作り上げていたことです。その温かい雰囲気の中で、私自身もとても楽しく、素敵な時間を過ごすことができました。すべての皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(ボランティアセンター学生スタッフ VSP 法学部法律学科3年 藤井 舞風)

講義企画
今年度から新たにご協力いただいたHAKKEN様より、マルシェ設立の経緯や福祉に対する考えを聞き、多くの気づきと学びを得ることができました。「福祉」を前面に出すのではなく、誰もが楽しいと感じられる空間を入り口として、人との出会いや魅力を知ってもらいたいという考え方に深く共感しました。また、学生理事の武田さんは自分と同年代とは思えないほど、行動力があり、有言実行する姿勢に感銘を受けました。同じように、いい刺激を受けた学生は多かったのではないかと思います。グループディスカッションでは、テーマに対して論理的なアイデアを考え出すことに苦労しました。しかし、趣味の話から共通点を見つけ、和気あいあいとグループ全員で意見を出し合うことができました。実現可能かどうかは別として、一つのテーマに向かってグループで試行錯誤することの楽しさを改めて感じることができました。このような素敵な空間を作ってくださったHAKKEN様やアクセプションズ様をはじめ、参加者、参加学生の皆様に深く感謝しています。前期活動での学びや反省をもとに、今後とも、より良い企画となるよう企画者全員で尽力します。ありがとうございました。(ボランティアセンター学生スタッフ VSP 法学部法律学科3年 瀧上 かがり)

6 参加者の感想
マルシェでのボランティア活動
今回初めて参加しましたが、周囲の方々がとても温かく受け入れてくださり、安心して活動することができました。初参加でも居心地の良い雰囲気が作られていたことがとても印象的で、様々な方と楽しい時間を過ごせました。また、活動を通して多くの学びや発見があり、「また参加したい」と思えるような貴重な経験になりました。(人間環境学部人間環境学科3年 井形 文乃 講義企画)

今回の企画を通じて、ダウン症の方々と初めて対話をする機会を得た。初めは外見的な違いを感じたものの、実際に言葉を交わしてみると、自分と異なる存在だという違和感は全く抱かなかった。一人の「人対人」として向き合っていると強く実感した。また、彼らに対して過度な偏見を持たないことはもちろん、必要以上の「配慮」に囚われるよりも(当然、最低限の配慮は必要かもしれないが)、友人として自然体で接する方が大切なのではないかと考えた。そのように自然に接することこそが、心の距離を縮め、真摯に向き合うための第一歩になるはずだ。すべての人にそれぞれ個性があるように、彼らの特性もまた、数ある個性の中の一つに過ぎない。本日の企画は、これまでの自分の認識を深く見つめ直し、多くの気づきを得る極めて有益な機会となった。(人間環境学部人間環境学科1年 LEE JIWOO)

「ダウン症」の当事者の方々はどんな特性を持つのか、ほとんど知識を持たない状態で今回の企画に飛び込んでみました。その緊張もあり、当事者の方を交えたグループ交流では、最初、「どうやってその特性を理解して関わるのか」などとばかり考えていました。しかし実際に交流してみると、会話はもっと自然で温かく、特別な存在として捉えるのではなく、「一人の人」として関わる方が、お互いに心地よいのだと気付きました。「配慮しよう」という意識が強くなりすぎることで、無意識のうちに相手を「違う存在」として捉えてしまうこともあるのではないかと感じました。私が体感したことは、学生理事の武田さんが語ってくださった「福祉を前面に出すのではなく、誰もが楽しめる場を入り口にする」というマルシェの理念と重なり、「福祉を楽しいものとして考える」とはどういうことかを実感する貴重な機会となりました。そして何より終始笑い声が飛び交う空間からそのような学びを得れたことに、この企画の大きな魅力を感じました。(法学部法律学科1年 小野 治輝)

  • 番町マルシェでの活動

  • みんな「ありがとう!」を付箋に集め、掲示しました

  • 講義の様子

  • 集合写真