非常食を知ろう、学ぼう、食べよう!
1 日時 2025年12月18日(木)
2 場所 ボアソナード・タワー地下1階 フォレストガーデン、防災倉庫
3 概要
今回の非常食企画は、「地震が発生し、学内で避難生活を送る中で非常食を配布する状況」を想定して実施しました。本企画では、発災時の適切な行動や非常食の役割について理解を深め、実際の避難生活を具体的にイメージすることを目的としました。はじめに、本学防災関連の担当部署である総務部総務課の小林次長による講話を通じ、災害発生時に取るべき行動や、非常食の重要性について学んだのち、防災倉庫を見学し、大量の備蓄品をどのように管理・配布するのか、また配布場所や配布方法についての理解を深めました。あわせて、災害時のトイレの使い方についても説明を受け、凝固剤を用いた処理方法を学びました。また、班ごとに分かれて非常食の配布導線や置き場所を検討し、いかにスムーズに配布できるか?についてシミュレーションを行い、小林次長に提案を行いました。最後に、レトルトご飯やアルファ化米を実際にお湯や水で調理・試食し、非常時の食事について体験的な学びを実施しました。本企画を通して、非常食の実態や配布の難しさを知るとともに、災害時に備える意識を高めることができる貴重な機会となりました。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科1年 吉澤 遙)
4 学生参加者数 12名
5 企画学生の感想
防災倉庫の見学や、パレットに積まれたワンブロックの備蓄品を実際に運び出してみる体験など、普段の生活では経験できないことを体験し、学ぶことが多かった。今まで防災倉庫は何度か入ったことがあるが、その大量の備蓄品をどう運ぶか、どこで配布するかなど、深く考えたことがなかったので、そこまで想定し、日頃から準備をしておかなければ、発災時等にパニックが発生すると感じた。非常食などの防災用品をただ準備するのではなく、準備から配布、片付けまで、しっかりイメージして対策を立てておくことが本当の防災なのではないかと感じた。また、班ごとに分けて実際の配布導線などを検討し、その誘導方法や置き場所の配置など、いかにスムーズに配れるか、を考えることが難しかったが、班の人と話し合って考えてみることで、被災時のイメージをより掴むことができた。企画を通して備蓄品や非常食、またその配布についてイメージが大きく膨らんだので、有事の際には率先して行動できるようにしたいと感じた。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 人間環境学部人間環境学科2年 花井 美友)
今回の非常食企画では、小林次長のお話を通して災害発生時に取るべき行動や非常食の重要性について学ぶことができました。特に、非常食は「備えて終わり」ではなく、実際にどのように配布するかまで考えておく必要があるという点が印象に残りました。その後の防災倉庫の見学では、想像以上に多くの備蓄品が保管されており、これらを限られた人員と時間の中で、どこで、どのように配布するのかが大きな課題であると感じました。平常時には意識することの少ない配布場所や導線について、事前の準備が重要であることを実感しました。また、災害時のトイレの使い方について説明を受け、排泄物を凝固剤で固めて処理する方法も知りました。食事だけでなく、トイレなど生活に直結する問題への備えも、避難生活を続ける上で欠かせないものであると感じました。今回の企画を通して、災害時の非常食や備蓄は身近な問題であり、日頃から具体的な場面を想定して備えることの大切さを学ぶことができました。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ 法学部政治学科1年 吉澤 遙)
6 参加学生の感想
当企画で特に印象に残ったことは、私が大学1年生の頃に見た備蓄品と現在の備蓄品の内容が変化していた点です。記憶は定かではありませんが、当時は生理用品が備蓄されておらず「近隣の東京家政大学にはあるからこそ、今後必要になる」というお話を聞いたことを覚えています。実際に、この2年間で生理用品が新たに備蓄されていたことから、こうした企画を通して出た意見がきちんと反映されているのだと感じました。この経験を通して、企画の意義は、参加した学生の学びにとどまらず、実際の防災体制の改善にもつながっているのだと実感しました。また、災害用非常食を食べる機会はあまりないため久しぶりでしたが、想像以上に美味しく、腹持ちも良かったことから、非常時において非常に重要な存在になると感じました。(人間環境学部人間環境学科3年 大山 奏)
災害時に取るべき行動などを学ぶ学生
防災倉庫での様子
防災倉庫からの備蓄品の搬出体験の様子
非常食などの配布導線や置き場などを話し合う学生