おしらせ

【活動報告】〈市ケ谷〉農業ボランティア(12/6)

  • 2025年12月06日
おしらせ

農業ボランティア
1 日程 2026年12月6日(土)
2 場所 群馬県渋川市
3 概要
群馬県渋川市にて、NPO法人よいおやさい様のご協力のもと、里芋とさつまいもの収穫、およびビニールハウス内の片付け作業に従事しました。 里芋の収穫では、皆で協力して一つひとつ丁寧に土を掘り起こしました。日頃都会で過ごす私たちにとって、無心で土に触れる時間は大変貴重な経験となりました。作業後にはカレーライスに加え、おやつとして「自分たちの手で収穫したばかりの里芋」を塩ゆでで振る舞っていただき、絶妙な塩加減とほろほろとした食感に、里芋本来の風味と美味しさを再発見しました。また、ハウス内の資材を撤去する作業や、熊が出没する厳しい自然環境にも触れ、日常的に食する野菜の背景にある農家の方々のたゆまぬ努力を肌で実感することができました。沢山の里芋やさつまいものお土産と共に、生産者への敬意と食への感謝を新たにする、実り多き一日となりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科1年 藤貫 雄士)

4 参加人数 16名
5 企画学生の感想
里芋掘りやハウスの整理作業は、想像以上に体力を要するものでした。しかし、参加者同士で声を掛け合い、協力して作業することで、達成感や充実感を得ることができました。現地で身体を動かし、作業を共有することが、農家の方々への理解と支援の第一歩になると感じています。また、熊が出没する環境下で作業されている農家の方々の姿に、自然と対峙する農業の厳しさを目の当たりにしました。美味しい野菜は、単なる自然の恵みではなく、こうしたたゆまぬ環境管理との闘いの上に成り立っているのだと理解する貴重な機会でした。価格や見た目だけでなく、その背景にある膨大な手間や作り手の存在に想像力を働かせることが、私たち消費者に必要なことだと考えています。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部人間環境学科1年 藤貫 雄士)

今回農業ボランティアに参加し、里芋やさつまいもの収穫、ハウス内の片付けなど、普段触れることのできない多様な作業を体験させていただきました。収穫の瞬間はとても楽しく、作業を通して一緒に働く方々や農家さんとコミュニケーションを取ることで人とのつながりやあたたかさを感じることができました。一方で、実際に身体全体を使って作業することで、農業がどれほど大変で体力のいる仕事なのかを身をもって知ることができました。明るい面だけでなく厳しさや苦労もあるという現実に触れ、農業への理解がより深まったと感じています。また、普段何気なく口にしている野菜や果物が農家の方々の多くの手間と想いによって育てられていることを改めて実感し、そのありがたみをこれまで以上に感じました。近年少子高齢化による人手不足によって農家一人ひとりの負担が大きくなっていると耳にしますが、今回の活動がその負担をほんの少しでも和らげる力になっていたのならとても嬉しく思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSP キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科1年 金子 知聖)

6 参加学生の感想
天候に恵まれたこともあり、爽やかな気持ちで農作業等に取り組むことができました。実際に収穫した里芋やさつまいもを持ち帰らせてくださったことで、自分たちの労力とその成果の大きさを実感することができました。農家の方は複数の作物を育てることでリスク分散をしているといった、今まで知ることがなかったことも学ぶことができ、都内ではなかなか得られることが無い良い経験を得られる機会となりました。(法学部法律学科4年 押江 省吾)

農業ボランティアに参加して、土に触れながら作物を育てる大変さとやりがいを実感しました。農家の方々の丁寧な指導のおかげで作業の意味も理解でき、収穫の瞬間には達成感がありました。自然の中で体を動かすことでリフレッシュでき、食べ物への感謝の気持ちも深まりました。(経営学部経営戦略学科1年 増田 南文)

  • 収穫体験の様子

  • ビニールハウス内の片付け作業

  • 収穫したさつまいも

  • 集合写真