おしらせ

【活動報告】〈市ケ谷〉災害救援ボランティア講座(6/21,6/28,7/5)

  • 2025年07月05日
おしらせ

災害救援ボランティア講座
1 日程 2025年6月21日、28日、7月5日(毎土曜日)
2 場所 市ケ谷総合体育館3階 柔道場、富士見ゲート6階G601教室、池袋防災館、富士見ゲート5階G501教室
3 概要
市ケ谷ボランティアセンターでは、災害救援ボランティア推進委員会、東京防災救急協会、千代田区社会福祉協議会のご協力のもと「災害救援ボランティア講座」を実施しました。第1日目は、市ケ谷総合体育館柔道場にて、上級救命技術講習として応急手当活動について学び、AEDの使用方法、胸骨圧迫、災害時などでのけがの応急処置など実際に人形などを使い実践しました。第2日目は、富士見ゲート6階G601教室にて、出火防止と初期消火、災害対策の基本、千代田区の地域特性を踏まえた災害支援に関する取組、災害想像力を養う3:3:3ワークショップを行いました。第3日目は、池袋防災館で、災害疑似体験を行った後、大学に戻り講義形式で災害ボランティアの基本、災害ボランティア活動の安全衛生と図上演習(グループワーク)を行いました。災害救援ボランティア講座は毎年行われており、全講座受講により、上級救命技能認定証、セーフティリーダー認定証が交付されます。今年も多くの学生が認定証を交付されました。また本企画参加者は「法政大学災害救援ボランティア」に登録し、災害発生時に学生ボランティアとして活動します。市ケ谷ボランティアセンターでは引き続き災害時に活躍できる学生の育成に取り組んでいきます。

4 学生参加者数 6月21日 26名、 28日 27名、 7月5日 26名
5 参加学生の感想
自分自身が東日本大震災で被災しており、その際に多くの人に助けられた経験から、今度は自分に何か出来ることはないかという思いで本講座に参加しました。座学では、地震をはじめとする多様な災害について対策も含めて学びました。実技では、救命講習や池袋防災館での体験を通して、想像以上に精神力の必要性を感じました。また、今回「上級救命技能認定証」を取得したことで、実際に現場に遭遇した際に勇気を出せる1つの支えになると感じました。今後は「支える側」として、積極的に災害救援に取り組んでいきたいと思います。(人間環境学部人間環境学科1年 田原 悠太郎)

地震などの災害にはいつ誰にでも起こりうる災害で、それに対するボランティアの動きや必要なことを学べて、とても有意義なものになりました。地震に対する意識も変わったため、日頃から地震への準備をしたいと思います。また、応急処置や胸骨圧迫などを実技練習を通して学ぶことができたため、いざそのような状況になった場合、勇気を出して、行動できればいいと思います。今回学んだ内容をこれからの生活に活かしていきたいです。(社会学部社会政策科学科1年 川崎  杏実)

今回の講習を通して、改めて日本が災害に対していつ起こってもおかしくないという危険を持っている国であることや、将来を担う世代として地域単位でのリーダーの必要性を感じました。自分はまだ被災者としての体験はほとんどありませんが、もし災害が起こった場合にも、社会的にどのような組織がありどんな活動を行っているのかを知っていることで冷静に、俯瞰して見て動くことができると感じました。これからも続けて災害への対策や活動について学びながら、自分の住む地域で自分は何ができるのか意識して過ごしていきたいです。(経営学部経営戦略学科2年 寺田 真悠子)

  • 応急手当方法を実践する様子

  • AEDの使い方を実践する学生

  • 3:3:3ワークショップの様子

  • 消火器の使い方を学び実践する様子

  • 地震の揺れを体験する学生

  • 認定証を授与される学生