フードロスヘキサゴン3 〜食材の皮まで使うエコクッキング!〜
1 日程 2024年9月6日(金)
2 場所 千代田区役所神保町区民館・出張所 調理室
4 概要
身近なフードロス削減の方法を楽しく学ぶことを目的として、2022年に実施されたフードロスヘキサゴン2に引き続き本企画を実施しました。当日は参加者が3チームに分かれ、野菜くずを煮詰めたベジブロス入りカレー、にんじんの皮を使ったチヂミ、じゃがいもの皮チップス、キャベツとにんじんの使い切りサラダを作りました。そして、参加者全員で試食をしました。メニューは普段なら捨ててしまう食材の一部が活用されているものを選び、企画者側で当日の食材が使い切れるように材料の種類や量を調整したものを用いました。調理中には、「キャベツの青い葉や芯もベジブロスに使えるのではないか」などといった声もあがり、食材を捨てない工夫を参加者が主体的に考えている様子がうかがえました。各チームの円滑なコミュニケーションと積極的な動きにより、短い時間内でどの料理も大変美味しく仕上げることができました。普段は捨ててしまう野菜の皮や芯などを余すことなく使う調理体験を通して、家庭でできるフードロス削減の工夫を学ぶ良い機会になったと感じます。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部心理学科3年 丸茂 綾音)
5 参加学生数 10名
6 企画学生の感想
今回の企画では参加者に生活のなかで生まれるフードロスが美味しい料理の一つになり、削減できることを知ってもらうこと、そしてフードロスを削減するためにどのように行動を変えるべきか考えてもらえる企画にすることを心掛けました。本企画は活動時間が短く、効率を上げるために3グループに分かれて料理を行いました。企画当日まで時間通りに進むか不安でしたが、実際は企画者を含め参加者が進行状況に合わせてグループを移動して料理を行い、臨機応変に動いたことで予定時間より早く料理を完成させることができました。その結果、食事の時間を多く確保することができ、参加者同士の親交をより深められました。料理のやり方ひとつでフードロスを削減できることを知るきっかけになったと思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部心理学科 2年 黄金井 菜名)
7 参加学生の感想
今回の企画を通して、普段捨ててしまう野菜の皮や野菜くずで様々な料理が作れることを学べました。今回のメニューは他の料理を作る過程で出たもので作ったとは思えないほど美味しく、また簡単に作れたのでこのようなメニューを広めていきたいです。芯やヘタなど直接食べられないものでも出汁をとることで利用出来るのは新たな発見でした。当日は、企画者、参加者関係なくみんなで協力しながら楽しく調理ができて良かったです。しかし、調理の過程でごみは一切出ませんでしたが、食べ残しが少し出てしまったことが反省点です。(ボランティアセンター学生スタッフVSPデザイン学部 建築学科 1年 村田 秋花里)