おしらせ

【活動報告】〈市ヶ谷〉料理を通して食品ロスについて考えよう(3/17)

  • 2024年03月17日
おしらせ

料理を通して食品ロスについて考えよう

1 日程 2024年3月17日(日)     

2 場所 東京都渋谷区「地域交流センター代々木の杜」 

3 概要
食品ロスというテーマは、長年にわたり世界中で重要視されている深刻な課題点でありその解決を目的とした活動は今もなお継続されています。そして、今後もこのテーマは解決されるべき点として私たちの食生活に抵触してくることでしょう。そこで今回市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフVSPは、「将来を担う子どもたちに食品ロスというテーマを知ってもらいたい」と、小学1~4年生を対象とした本企画を実施しました。そこで、「社会福祉法人渋谷区社会福祉協議会 子ども支援課子どもテーブル係」様にご協力いただき、参加者の募集、企画実施場所の提供などのサポートをしていただきました。本企画では、普段捨ててしまう野菜の「皮」や「葉」も調理して一品に加えるという調理活動を子どもたちと行い、実際の料理を通して楽しみながらも食品ロスについて子どもたちに知ってもらうための機会を提供しました。調理後は、クイズ形式で様々な食材の「食べられる部分」を紹介し、彼らにより興味を持ってもらえるような活動を行いました。実施後は「めっちゃ楽しかった!」や「お母さんに教える!」といった声が多く、より幅広い世代に食品ロスへの意識が向いてくれることを思うと、企画実施の甲斐があったと感じます。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部日本文学科2年 早川 大心)

4 学生参加者数 8名(法政5名、上智大2名、立教大1名)

5 参加学生の感想
子供が親以外の大人や学生と交流できる場というのは都内であまり多くないと思うので、貴重な機会にこういった形で参加させていただき大変光栄に思います。子ども食堂×食品ロスというテーマも理にかなっており、子供たちのためだけでなく私たちのためにもなる企画になりました。料理に関しては途中子供が味噌汁の具材を鍋に入れる際お湯が飛んだり、少し危なっかしい豆腐の切り方をしていたり、心配になる部分があったのでこちら側がより細心の注意を払うべきだと感じました。またわかめを切り忘れたり、味噌の分量が明らかに違かったり、こちら側のミスととれるものも数多くあり、これは私の勉強不足でもあったので、準備を万全にすることで今後同じような過ちをしないよう努めていきたいと思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSP キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科1年 生亀 彩実)

本企画を実施するまでは、「果たして子どもたちみんなに満足してもらえるような企画になるだろうか」という不安があったのですが、実際に調理やクイズなどを進めていく中で、子どもたちが笑顔で非常に楽しそうにしている姿を目の当たりにして、子どもたちにとって良い思い出となる素晴らしい機会を提供することが出来たのではないかと感じました。また今回は、普段は捨ててしまうことの多い、葉や皮なども含め、大根を丸ごと一本使用した料理を作っていきましたが、「帰ったらお母さんにもこのレシピを教えてあげよう」という子どもの呟きを耳にした際は、本企画を実施した意義を感じ、率直に嬉しく思ったと同時に、本企画で子どもたちが学び得た知識が家族や友人に共有され、少しでも食品ロス問題に対する意識の輪が広がっていってくれれば、企画者側としてはそれ以上に喜ばしいことはないと感じました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 法学部政治学科2年 吉野 日菜子)

  • フードロスについてプレゼンするスタッフ

  • 「大根を一本使い切る」というテーマで説明する様子

  • 大根切りを手伝うスタッフ

  • 子どもテーブルスタッフ様と企画者の集合写真