おしらせ

【活動報告】〈市ヶ谷〉2023年度 東京メトロ飯田橋駅ボランティア研修会(6/10)

  • 2023年06月10日
おしらせ

2023年度 東京メトロ飯田橋駅ボランティア研修会

1 日程 2023年6月10日(土)

2 場所 富士見ゲート棟(学生ホール)、飯田橋駅

3 概要
市ヶ谷ボランティアセンターと東京メトロは、飯田橋駅構内の「見守る目」として、2017年6月から学生によるボランティア活動を継続して今年で7年目となります。講師に公益財団法人日本ケアフィット共育機構をお招きし、座学と実技を交え、活動にあたっての基礎知識や注意点、心構えを学びました。座学では、障がいには個人差があることやサポートを不要としている人もいるので、必ずお声がけをする等ご案内の方法について理解を深めました。実技では車椅子利用や視覚障がいの方との接し方についてや、車椅子の折り畳み方などの基本的な取り扱い方法を二人一組になり、視覚障がいの方のご案内方法などを体験しました。最後にペーパーテストを実施し、全員がサービス介助基礎検定の資格を取得しました。「大学から一番近い地域貢献ボランティア」である東京メトロ飯田橋駅ボランティアを今後ともしっかり進めていけるよう努めたいです。

4 学生参加者数 16名

5 参加学生の感想
車椅子使用者や視覚障害者の方の介助の方法だけでなく、介助される側の体験もすることで、双方の気持ちを理解することができた。特に、視覚情報が無い状態で移動することはとても難しく不安だった。自分がボランティアとして介助する時は、定型文だけでなくこまめに状況を説明することが、不安をやわらげることに繋がると感じた。身体障害者補助犬については、盲導犬だけでなく介助犬、聴導犬の存在を初めて知った。補助犬の役割が最大に発揮できるような見守りと、適切な介助を心がけたいと思った。(ボランティアセンター学生スタッフ東京メトロ飯田橋駅ボランティア 文学部地理学科1年 植本 陽帆)

座学だけでなく、車椅子の操作方法や盲目者の方に道案内をするときの方法を実践でき、ボランティア外でも役に立つのではないかと思います。また、白内障の方の見え方を専用のゴーグルを使って初めて知り、白内障を患っている祖母の対応の仕方を考えるきっかけにもなりました。飯田橋の構内には複数の路線があり複雑です。東西線を使う私にとって、東西線以外についてご案内するときスムーズにできるか不安ですが、頑張りたいと思います。(ボランティアセンター学生スタッフ東京メトロ飯田橋駅ボランティア 国際文化学部国際文化学科1年 坂田 和佳)

これからメトロボランティアに関わって行く中で何度も障がい者や高齢者と接する機会があると思うが、その度に今日の講習においてお話があった、障がい者の目線にたって自分が当たり前だと思っていることが障がい者にとっても本当に当たり前なのかについて思い出して同じ目線にたって活動するよう心がけようと思う。百人百様の精神でお客様とコミュニケーションをはかり、そのお客様にあったお手伝いをさせていただくことができるよう多くの経験を通じて対応力を高めていきたい。(ボランティアセンター学生スタッフ東京メトロ飯田橋駅ボランティア 法学部法律学科1年 重永 等)

  • 段差で車いすの使用法の実技

  • 緑内障の方の見え方を体験

  • 駅職員の方から施設や活動の説明を聞く

  • 全員で記念撮影