おしらせ

【活動報告】〈市ヶ谷〉市ヶ谷キャンパスで災害が起きたら?大学生にできること、考えよう!(11/6)

  • 2023年11月06日
おしらせ

市ヶ谷キャンパスで災害が起きたら?大学生にできること、考えよう!

1.  日程 11月6日(月)

2.  場所 ボアソナード・タワー3階 マルチメディアスタジオ

3.  概要
首都圏で大地震といった災害が発生した場合、千代田区の通勤者や通学者など、多くの人々がキャンパスに避難してくると予想されます。その中には、妊婦さん、子供連れ、障がいがある人など、様々な事情がある方も避難してくると考えられます。本企画は「災害弱者」「予期せぬこと「大学生にできること」など、答えのない問いに対して、学生が考える機会を作る目的で対面にて実施しました。講師の法政大学人間環境学部教授の高橋五月先生から考えるヒントをいただきながら、班でのディスカッションと発表に挑みました。「予期せぬことの向き合い方」として、クロスロードゲーム体験やチームオレンジの紹介、大学の備蓄の現状を紹介し、日頃から自分自身を守る行動や考えるべきことを伝えることができました。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ人間環境学部人間環境学科2年 田宮 帆華)

4.  参加人数 27名(法政17名 三輪田学園10名)

5.  企画学生の感想
災害弱者と聞いて高齢者や妊婦の方などを想像しましたが、自分が想像する以外にも、多くの人が災害弱者に該当すると知って驚きました。参加者の中には、自分は災害弱者に該当しないだろうと思っていた人もいると思いますが、状況によっては自分も災害弱者になるということを学び、各々が自分事として捉えられたと思います。グループディスカッションを中心としたイベントであったため、多くのグループから個性的な意見が出て、お互いにとって学びとなりました。(ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジ法学部政治学科3年 磯網 巴)

6、参加学生の感想
私は災害弱者という言葉を聞いて身体が不自由な人などを最初に思い浮かべた。しかし、そうした人たちは弱者であることを証明できる人であり、身体が不自由な人を介護する人や乳幼児がいる人といった一見弱者には見えない人も災害弱者に含まれるのではないかという話が印象的だった。そのように考えると、誰でも災害弱者になる可能性があるため、他人事として捉えるのではなく、日頃から災害にどう備えるか考え、実行する必要があると気づくことができた。(法学部政治学科3年 守 綾乃)

乳幼児や最近移って来た人はグループ内で挙がったが、ケアラーに関しては言われないと気付けなかった。ケアする側の人間が負荷を受け過ぎてしまうと、結局はケアする人もされる人も、深刻な状況になってしまう。早いうちから周りの人が気付いて手を貸せる環境作りが大切だと思った。(人間環境学部人間環境学科1年 篠原 琉之助)

  • 司会を担当する学生スタッフ

  • グループディスカッションの様子

  • 防災食の紹介

  • 講師の高橋先生との集合写真