おしらせ

【活動報告】〈市ヶ谷〉清掃×防災企画(5/20)

  • 2023年06月09日
おしらせ

清掃×防災企画

1、日程:2023年5月20日(土)

2、場所:新宿御苑前から法政大学までの道中

3、概要
本企画は、災害時に長距離を歩くことを想定し、広域避難場所に指定されている「新宿御苑」から「法政大学」までの約3キロ間の清掃活動を行った。実際に、消火栓やAEDの場所を確認しつつ、避難の妨げになりうるゴミの清掃をすることで、防災意識を高める啓発活動の要素も兼ねた清掃活動となった。防災訓練と清掃活動を掛け合わせた新しいボランティアに参加したことで、学生が次回に繋がる新たな気づきを得られていれば嬉しく思う(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部政治学科3年 今給黎 優那)
4、参加人数 11 人

5、 企画者の感想
企画前半は雨天によりこれ以上続けられるのかどうか不安だった。しかし、実際に災害が起こって歩くことになった場合、必ずしも良い天気だとは限らないため実際に歩いてみることには十分意義があったと思う。また、防火水槽や土のうステーションなどを実際に見ながら清掃したことに加え、災害時の大学の備蓄や3.11が起こった際のお話などをしてもらえたことで、より防災について知ることができた。当初の予定とは変更した点もいくつかあったが、臨機応変に対応できたのが良かった。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部政治学科3年 守 綾乃)

清掃の面では、今回のルートは普段清掃活動を行っていないエリアであったこともあり、ゴミが多く捨てられていました。ゴミを減らしていくためには、普段から継続的に清掃を行い、ゴミのない状態を維持していくことが必要だと感じました。また、防災の面では、東京都が地震発生後3日間の安全な建物内待機を呼び掛けており、原則として大学に3日間待機する必要があることを知りました。大地震発生時にはすぐに家に帰れないことを親に伝えておくなど、日頃からの備えや防災意識を持っておくことが大切だと思いました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部法律学科2年 宮野 真)

様々な問題が発生し企画を行うのに長期間かかってしまいましたが、無事に終えることができて嬉しく思います。参加人数は少なかったものの参加者は熱心に清掃活動に取り組み、また防災について考えてくれました。消化器が木に隠れていて見つけにくく取り出しにくいなど防災面について普段歩いているだけでは気づかないことがありました。また、普段清掃活動を行わない場所と行う場所ではゴミの量が違うので定期的に様々な場所で活動を行い、ごみを捨てさせないような環境を作っていくことなどが大事だと考えました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP理工学部経営システム工学科2年 山本 樹輝)

今回の清掃活動では、防災関連の設備を探しながら長時間歩いたことによってのみ得られる発見がたくさんありました。例えば、道端に設置されている消火器は、植え込みの陰に埋もれており、いざというときに見つけづらく、取り出すのも困難であることに気づきました。また、企画実施日は雨が降っていたので、足場が悪い中を長時間歩くことになり大変でした。この体験を通して、災害発生時に足場が悪い道路を通って避難したり、徒歩帰宅したりすることがいかに過酷であるかがわかりました。そして企画全体を通して、防災に関する知識を増やしたり、普段からまちの様子を観察して危険な個所を把握したりすることが重要であると思いました。今回清掃活動を行った新宿駅の周辺は、市ヶ谷キャンパス周辺と違って、定期的にゴミ拾いをしている団体が少ないと思われます。そのため、道端に大量のゴミが放置されており、まちの治安や衛生環境の悪化を引き起こしていると思いました。今後も新宿エリアでの清掃活動の実施を検討していきます。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部政治学科2年 渡邉 修)

6、参加学生の感想
大学で災害に遭った際、大学に留まることを家族に伝えておこうと思った。安否確認が取れない状態で安心をさせるためにも必要な事だ。また、今回の3キロ歩いた中でいつもより動きやすい格好だったが実際にはもっと動きにくくパソコンを持った状態で行動することは大変であり、もし災害に遭った時その場所が自分家から5キロ圏内にあるならば動けるような格好で日頃から意識することの重要性を理解出来た。(人間環境学部人間環境学科3年 本間 ひかる)

  • スタート地点の新宿御苑にて企画説明の様子

  • 道中、ごみを拾う学生

  • 大学到着後、職員より防災についての説明を受ける

  • 集合写真