富士山自然保全ボランティア
1、 日程 5月14日(日)
2、 場所 富士山麗
3、 概要
昨年に続き、今年もNPO法人富士山クラブ様のご指導のもと、富士山自然保全ボランティアを実施することが出来ました。富士山の麓で、環境保全や自然体験活動を行いました。今回は法政大学31名、共立女子大学2名、明治大学2名、関西大学2名の計37名の学生が参加しました。
はじめに富士山クラブさんによる活動のご説明を受け、その後4つのグループに分かれて活動しました。山の環境問題や、オーバーユーズ、アンダーユーズの違い、日本はアンダーユーズであり、それを解決するためには、人の手を加えることが重要であることを教えて頂きました。グループに分かれてからは、薪割りや木の皮剥ぎ、椎茸の菌打ち、小屋の床壁剝がしを交替で行いました。休憩時間には、ハイジのような自然のブランコに乗せていただいたり、木の上の小屋に登らせていただいたりしました。今回はじめてこのボランティアに参加する学生も多かったですが、おたがいに楽しく活動することができました。こういった機会でないと体験できないこともく、非常に貴重な体験でした。今後も富士山の自然に関わるボランティアを継続していけたらと思います。(ボランティアセンター学生スタッフVSP文学部日本文学学科3年 羽田 健太郎)
4、 参加人数 37名(法政31名 共立女子2名 明治2名 関西2名)
5、 企画学生の感想
緑の少ない東京で普段暮らしているが、自然豊かな富士山の麓で活動するのが純粋に快かった。活動の中で困難に直面したとき富士山クラブの方々にすぐに頼らず仲間のなかで何とかやってみようと意見を出しあったり、工夫を凝らしたり、それぞれの得意が生かせるように役割分担したり、と大半が初対面の人ながらもよく話し合い協力して主体的に活動することができたと思う。また、活動中に自然に触れることで森林問題に直接向き合うことができた。気分転換と同時に学びを得ることができ、充実したボランティア活動ができたと思う。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部法律学科1年 重永 等)
私は田舎に住んでいるにもかかわらず、ここまでの森林活動を行ったことがなかったので、とても貴重な経験になりました。特に、キノコの菌打ちはこれほど気軽にできると思っていなかったので、新たな発見になりました。また、環境問題は、学校で教わるもの以外にもあることを学びました。森林を全く使わないことも良くないと知り、日本各地には荒れ果てた森林がたくさん存在するので、ただ緑があれば良いだけとも限らない、と考えるきっかけになりました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP法学部国際政治学科2年 魚地 遥香)
6、 参加学生の感想
大学生として初めて参加したボランティア活動だった。活動は雨天の中行われたが、とても満足した。私は前日に8時間アルバイトをしていた上に当日は5時起きだったので、体力的に万全ではなかった。しかし、一度活動が始まればそれをすぐに忘れ去ってしまった。それほどに楽しい活動だった。ボランティアに参加しているのに、楽しいという感情をもったのは自分にとって意外なことだった。人や社会のために活動して自分も楽しい思いができるのはとても素晴らしいことだと思う。また参加したい。(経営学部経営学科 1年 川田 勇人)
私はあまり森でこのような活動をすることがなかったので、とても新鮮に感じました。雨でしたが、雨の中で活動することは小学生以来なので、自然(森と雨)と触れ合うことの楽しさを思い出すことができました。このボランティアを通して、初対面の人たちと楽しい思い出が作ることができたし、自然保全の活動メンバーの一員として携わることができて大変やりがいを感じました。ボランティアに参加するのは大学に入学してから初めてだったので、また参加しようと思える良い機会になりました。ありがとうございました。(文学部地理学科3年 三原 咲優)