おしらせ

【活動報告】〈市ヶ谷〉清掃工場見学企画~清掃工場の新しい一面を発見しよう!~(12/10)

  • 2023年01月10日
おしらせ

清掃工場見学企画~清掃工場の新しい一面を発見しよう!~

1、 日程 2022年12月10日(土)

2、 場所 見学 渋谷清掃工場  ワークショップ 大内山校舎5階Y505教室

3、 概要
現在の日本は大量生産・消費型社会であり,近年ではコロナ禍の影響でマスクや医療品の廃棄量が増加していることが問題視されています.このように家庭や企業から出た廃棄物を清掃工場が処理しています。今までに社会科見学などで清掃工場に行き清掃工場の担っている仕事は把握していることが多いと思いますが、環境や地域に対しての細かな取り組みについて知らない人が多くいるのではないかと考え実施いたしました。当日は渋谷清掃工場に見学に行き,見学後に学校でワークショップを実施いたしました.見学時には質問が多く出て活発的なものとなり,職員の方々に清掃工場の細かなところまで丁寧に教えていただき有意義な時間になりました.ワークショップでは3グループに分かれ,大学生、ごみ回収・処理業者、スーパーの経営者の3つの役割からごみを減らすためにできることをテーマに議論を行いました。はじめにグループ内で1つの役割について考え、次に違うグループで違う役割の人達と意見交換を行い,最後に個人で最善策を1つに決めてもらう流れで行いました。議論中は様々な観点からの意見が飛び交い、精力的な議論になりました。清掃工場見学を行ったことで新しい発見を得るとともにごみ問題に対して意識するきっかけになりましたら嬉しいです。(ボランティアセンター学生スタッフVSPデザイン工学部都市環境デザイン工学科1年 冨士祥花)

4、 学生参加者数 13名

5、 企画学生の感想
清掃工場の見学に行ったのは小学生の時以来でしたが、今回は新たな発見でいっぱいでした。清掃工場でサーマルリサイクルや流動床式焼却炉、大気汚染防止対策などの様々な取り組みが行われていることを詳しく知り、実際に現場を見学できたのは非常にいい経験だったと思います。特に近年は環境問題に対する取り組みに力を入れているとのお話を聞き、時代によってごみ焼却の方式も随分変わってくるということを実感しました。普段自分が大学で学んでいることと結びつけて考えることができたのが良かったです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 人間環境学部 人間環境学科2年 富島祐菜)

今回工場見学とボランティアを掛け合わせるという物珍しさから企画者として携わりました。見学先の渋谷清掃工場は展示や見学を重視した造りになっており、驚きました。学校や団体単位といった大人数でしか見学できない施設が多い中、個人単位の見学もできるようで地域住民に清掃工場について知ってもらう働きかけが積極的であると思いました。また駅近くに立地し、アクセスが良い一方、騒音や異臭などの公害が人々に影響を与えやすく、多くの工夫をしていると理解することができました。ごみ分別や削減は重要な課題であるため周りの人を巻き込み身近なことから実践していきたいです。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部地理学科2年 小林咲穂)

工場見学企画では、清掃工場に実際に赴き、どのようにゴミが処理されているのか、また、工場はどのような作りになっているのかを知る良い機会であった。参加者からも、実際にゴミの量や適切に分別されなかった資源になるはずだったものを目の当たりにすることで、意識がより高まったという声が多く聞かれた。また、私自身、企画者としても工場見学で得たものや知識を前提にワークショップに取り組んでもらえているのを見て、自分の生活の中にある問題として再認識してもらえる機会に携わることができ、よかったと思った。(ボランティアセンター学生スタッフVSP経営学部市場経営学科2年 浅香光希)

6、 参加学生の感想
ゴミは身近な存在でありながら、自宅から消えた後のその流れを知っている人は少ないという状況の中、このような企画に参加ができたことはとても有意義であった。ゴミの処理には税金がかかっている。税金がかかっていることに対して無関心であることは結果的には個々人の損益につながってくるだろう。そして有機的な社会の流れを知らないことは視野の狭窄にもつながる。工場の内部が印象に残っているので、今後はゴミを捨てる際に良性の緊張感を持つことができると感じた。(文学部日本文学科2年 髙橋梨咲)

今回,清掃工場見学に参加して,非常に良い経験になりました。私自身,清掃工場に行った事がなかったので,普段出しているゴミがどのように処分されているのかを初めて知る事が出来ました。見学の際の説明にて,埋立地はあと50年程で一杯になってしまうことを聞き,無駄にゴミを出さないだけでなく,正しく分別しなければならないと感じました。また,見学後のワークショップでは,ゴミ問題解決に向けて様々な意見や提案が共有された事で,自分自身のゴミ問題に対する意識を見つめ直す機会になりました。またこのようなイベントがあれば是非参加したいと思います。(法学部法律学科3年 加藤大喜)

  • 見学前に清掃工場の方より説明を受ける

  • 見学の様子

  • 清掃工場前で集合写真

  • グループディスカッションでお互いの意見を深める