おしらせ

【市ヶ谷】【東京2020応援プログラム】補助犬×ボランティア~私たちに何ができる?~を実施しました(7/6)

  • 2021年08月06日
おしらせ

市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフVSPは、補助犬やその育成施設の現状をより多くの学生に知ってもらい、補助犬の存在を広めるための行動を起こすきっかけとなる場を提供するために本企画を実施し、38名の学生が参加しました。新型コロナウイルスの影響により、オンラインとオフライン両方を組み合わせたハイフレックス型での実施となりました。本企画には、公益財団法人 日本補助犬協会から講師の方がいらしてくださり、盲導犬・聴導犬・介助犬それぞれの実演講義を行ってくださいました。講義後はその内容をふまえて、「学生の強みを活かしてできること」をテーマとしグループディスカッションを行いました。

実際に3種の補助犬がどのような働きを普段行っているかを見ることができ、街で見かける機会の少ない聴導犬・介助犬について知識を深める様子が見受けられました。グループディスカッションでは積極的に意見が飛び交い、互いのアイデアを共有する良い機会となったと思います。

〈スケジュール〉

17:00~18:00 日本補助犬協会の講師による実演・講義 > 3種の補助犬について説明、普段の働きの実演

18:10~18:15 ディスカッションについての説明

18:15~18:40 グループディスカッション > 「大学生の強みを活かしてできること」、「クラウドファンディング(補助犬育成のための資金)の効果的な宣伝方法」について18:40~18:50 意見発表・共有

18:50~19:00 講師の方からの講評・まとめ (ボランティアセンター学生スタッフVSP 経営学部市場経営学科3年 富岡 凜)

企画学生の感想

多くの方が参加してくれ、認知度の低い聴導犬や介助犬について知ってもらう機会を提供できてよかった。また実際に補助犬が普段どのように働いているのか自分の目で見ることができ、より理解できた。

グループディスカッションが盛り上がり、予定していた時間内で満足に話し合うことができなかった。タイムスケジュールを決定する際、様々な事態を予測してそれらに対処できるようなスケジュールにする必要があると感じた。一方、想像以上に多くの意見が出て、すべてを把握することはできなかったが、今後のVSPの企画に少しでもつなげられたらと思った。また、補助犬協会のお手伝いを定期的に実施するようにできたらと思った。

今回は初めて企画を行うメンバーが多かったが、ミーティングに積極的に参加してくれ担当の仕事もしっかりこなしてくれた。加えて、疑問点等をすぐに尋ねてくれたため、スムーズに企画を進められたのではないかと感じる。この企画を機に、補助犬にかかわる企画やその他の企画をどんどん立案していってほしいと感じる。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 経営学部市場経営学科3年 富岡 凜)

参加学生の感想

今まで盲導犬しか知らなかったが、今回介助犬・聴導犬のことも学ぶことができ知識が深まった。まだまだ認知されていないので私も多くの人に知ってもらえるように努力したいと思う。グループメンバーとディスカッションをすることで他学部の学生とも交流することができ非常に楽しかった。企画の中にディスカッションが含まれていたら自然と交流ができるので是非今後の企画でも積極的に行って欲しい。(国際文化学部国際文化学科3年 沼澤 里奈)

 聴導犬のことは全く聞いたこともなかったので、小型犬がいたときは驚きました。また、アラームがなったときの起こしかたがとても可愛くて印象に残りました。今回の企画の中で一番衝撃を受けたことは、1頭を育成するのに500万円かかるということです。しかも、その費用が主に募金からでているということも驚きました。その話をきいて、今度募金をする機会があったら、積極的にしようと思いました。

正直、自分はあまり動物のことが得意ではないのだが、だからこそこのような機会に補助犬について知ることができてよかったです。大学生ならではの強みを生かしてできることが意外と思い浮かばなかったので、他の人の意見を聞いて参考になることがたくさんありました。(人間環境学部人間環境学科1年 宮地 わかば)

  • 講師による盲導犬のデモンストレーション

  • 来校された講師の皆さんと補助犬たちと共に

  • Zoomでも講師と参加者が話し合った

  • 補助犬ユーザーの講師と共に話し合う