おしらせ

【市ケ谷】学生スタッフVSP企画 はじいちクエスト《廃プラ問題に立ち向かえ!》を開催しました(10/5)

  • 2020年10月06日
おしらせ

第4回目を迎えたボランティアのきっかけを提供する『はじめの1歩カフェ』。今回は『はじいちクエスト』と銘打って開催し、16名の学生が参加しました。Zoom上のブレイクアウトルームでの話し合いという形ではなく、企画側からメールで送られるいくつもの“ミッション”をクリアし、最後に今回のテーマ「廃プラ」に対してどんな“はじめの1歩”を踏み出すのかをオンライン上で共有するという、新しい形をとりました。送られてくるデータ画面もRPG風にし、短い時間で次々に“ミッション”をクリアするというテンポの良い企画となりました。

クエストに答えるたびに、企画側の学生スタッフから参加者全員の答えがまとめてデータで送り返され、それを読んで次のクエストに答えるという手順を繰り返すことで、他の参加者の意見を共有しながら考えを深めることができます。最後に「廃プラスティック問題に対し私たちができることは何か?」の答えを『はじめの1歩カード』として提出し、企画は終了となりました。

企画側の学生は素早く参加者の意見をデータにまとめ、ボランティアセンターの職員と連携しながらメールを送受信する必要がありましたが、企画の進行は順調だったと思います。今年はZoom上での企画が当たり前となってきていますが、今回のすべてメールのやりとりで行う企画には、新しい可能性を見出すことができたと思います。

企画学生の感想

今年度様々なオンライン企画を実施していますが、新しい形態の面白さを実感する一方で、「パターン化する進め方」に新たな展開が必要ではと考えました。例えば「Zoomを使用する」「ビデオ通話機能の活用」「チャット機能の併用」等は新しい形ではあるものの、全てのイベントがこうではオンラインの可能性は広まりません。今回は「顔出ししない」「参加者は直接交流できない」状態で、チャットのみを使った企画にすることで学生の新たなニーズに応えることができ、オンラインだからこその強みが存分に発揮されていたと思います。この方法のメリットは「制限時間の設定により、スピーディーに課題に取り組むことができた。他の人の意見をみることで理解の深まりや新たな発見があった」「顔出しなどもなく、率直な意見を書き込むことができた」「ゲーム感覚で手軽にできて楽しかった」という参加者の感想から分かります。今後も0から企画を作る私たちだからこそ生まれるアイデアで様々な学部生と社会問題・ボランティアで繋がれるような企画を作っていきたいと改めて思いました。(ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部心理学科2年 青木 怜奈)

参加学生の感想

コロナの自粛期間で自分の時間が増え、何か新たな挑戦をしてみたいと感じていた中で、今回の企画を見つけました。実際に参加したことで、廃プラ問題についてより深く考えるきっかけとなりました。顔出しなどもなく、率直な意見を書き込むころができて良かったです。ありがとうございました。(経営学部経営学科3年 吉田 千鶴)

廃プラ問題は興味、関心がある人とない人、そして実際に少しでも行動している人としていない人の差が激しく、今回は廃プラ問題に興味がある人と意見交換ができてよかったが、問題を解決するには興味がある人だけでなくそうでない人も行動しなければならない規模の問題なので、そういう人たちに関心を持ってもらう機会をつくらなければならないと思った。(生命科学部環境応用化学科1年 小口 優菜)

 

 

 

 

  • 企画側から送られるクエスト

  • 他の参加者の意見を共有し答えを出していく