2026年1月上旬から約2ヵ月間、法政大学人馬のウェルビーイング研究所所属の萩原那波さん(現代福祉学部4年)が、国際協力機構(JICA)海外協力隊(短期)としてマレーシア・クアラルンプールに派遣されました。派遣先は、障がいのある子どもを主な対象に馬介在療法を実施するマレーシア障がい者乗馬協会で、同分野では東南アジアでも特に活発に活動する団体の一つです。
現地では、「障がい者と馬介在療法に関する国際研修」において、参加者として学びを深めると同時に、運営補助にも携わりました。東南アジア4カ国と日本から参加した大学馬術部所属の学生など計18名が研修内容をより理解できるよう、視覚的にわかりやすい事前学習資料を作成し、研修の質向上に貢献しました。また、全参加者を対象としたアンケートの実施・分析を担当し、その結果を踏まえて次回研修に向けた改善案を協会スタッフやコーチ陣に提案しました。
人馬のウェルビーイング研究所では、今回に限らず、マレーシア障がい者乗馬協会と連携し、国際研修の継続的な実施を予定しています。本派遣は、障がい者支援および馬介在療法に携わる次世代の国際的な人材の育成に向けた重要な基盤づくりの一助となりました。
約2ヵ月間の派遣を通して、言語や文化の異なる人々と協働することの難しさを実感しました。日本では「常識」だと思っていたことが、マレーシアでは必ずしも当てはまらないことに気付き、相手の文化を尊重し、配慮して行動することの大切さを学びました。また、その「配慮しようとする姿勢」こそが異文化コミュニケーションを支える基盤であることを身をもって理解しました。
この経験を卒業後にも活かし、将来的には国際的な場で活躍できる人材になれるよう努めていきたいです。今回の貴重な機会を与えてくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
下馬している障がいのある児童
国際研修にて講師から説明を受ける参加者
国際研修の参加者と運営スタッフ
受入先団体に向けた活動報告会
法政大学 人馬のウェルビーイング研究所
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