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【2023年度(第7回)自由を生き抜く実践知大賞】よき師よき友が選ぶ実践知賞「『繋』~多摩のプロフェッショナル~」紹介

  • 2024年03月15日
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受賞名

よき師よき友が選ぶ実践知賞

受賞取組

「繋」~多摩のプロフェッショナル~

実践主体

多摩オープンキャンパスリーダーズ

取り組み内容

多摩オープンキャンパスリーダーズは2022年9月から2023年9月までの1年間、「繋」をスローガンに活動をおこなった。従来の高校生を対象とした活動はもちろん、多摩キャンパスをフィールドに高校生だけでなくあらゆる立場の方々と多摩キャンパスを繋げる活動を実施した。スタッフが多摩キャンパスへの理解を深めるとともに、それを発信することを通して様々な場面での「繋」を実現した。
【学部長を繋ぐ】学部長会議にて、スタッフによるキャンパス案内・実習報告会
【理事会を繋ぐ】理事会にて、スタッフによるキャンパス案内・講演
【新入職員を繋ぐ】新入職員の研修プログラムに参加し、ツアーの実施・ワークへの参加
【新任教員を繋ぐ】新任教員への活動紹介とツアーを実施
【後援会を繋ぐ】後援会員へのツアー実施
【他団体とスタッフ自身がともに繋がる】SICや体育会と連携し、活動を実施
【スタッフ自身が繋がる】スポーツフェスティバルや学園祭など学内イベントへの参加・キャンパスの課題に向き合う校内点検の実施
これらの実践を経て得た経験を、8月のオープンキャンパスへと繋ぐことができた。

実施しての感想

多摩キャンパスと様々な人々を繋げるには、スタッフ自身がまずは「多摩キャンパスのプロフェッショナル」になる必要がある為、団体としても成長が求められる1年だった。
特に多摩キャンパスの魅力をお伝えする相手は学部長をはじめ既にキャンパスに十分な理解がある方々だった為、そのなかで私たちだからこそ伝えられる多摩キャンパスの魅力とは何かを日々の学生生活の中でスタッフ1人ひとりが捉えなおした。
スタッフ自身が学生生活のなかで異なる経験を積み、異なる感性で多摩キャンパスの理解を深めることを通してスタッフ全員が唯一無二の「多摩キャンパスのプロフェッショナル」となることができた。更にその想いを様々な立場の方に伝え、「繋ぐ」ためにはどうすればいいのか、想いを言葉にする難しさを感じながら実践の場を重ねた。更にその経験を振り返り、メンバー間で共有、練磨を繰り返すことで、成長を感じることができた。
そして何より、全員の異なる価値観と想いが繋がり、合わさったことで団体としても多摩キャンパスのプロフェッショナルになることができ、8月のオープンキャンパスではそれぞれが「実践知」を発揮することができた。

総長からの選定理由コメント

多摩キャンパスのプロフェッショナルであることを志し、キャンパスツアーなどを通して、多摩キャンパスの魅力を、高校生と保護者、現役学生の父母らに伝えている。今年度はさらに対象を広げ、新入職員、新任教員、学部長会議メンバーや理事会メンバーなどに対するキャンパスツアーも行ったが、それが活動のステップアップにつながった。多摩キャンパスの学部長や教員を含む案内対象者に、自分たちは何を伝えられるか、伝えるべきかを考え、ツアーにおいてそれを実践することで、現役学生ならではの視点から意義あるメッセージを発信出来ている点が高く評価された。

受賞の感想

よき師よき友が選ぶ実践知賞に投票してくださった皆さん、ありがとうございました。このような賞をいただけたのも大学職員の方、120名を超える学生スタッフの皆さん、そして法政大学多摩キャンパスに関わる全ての人の存在があったからです。何より法政大学を志す高校生の存在が私たち多摩オープンキャンパスリーダーズの活動する「意味」になります。これからもより多くの方に多摩キャンパスの魅力を発信し続けていきます。このたびは誠にありがとうございました。