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2023年度 多摩オープンキャンパスを開催しました

  • 2023年09月12日
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 多摩キャンパスでは、8月5日(土)、11日(金・祝)の2日間、多摩オープンキャンパスを開催しました。今年は約8,000人の受験生・保護者の皆様がキャンパスを訪れ、2019年以来の規模での開催となりました。当日は学部説明会・模擬授業、施設見学、食堂営業だけではなく、本学学生が工夫を凝らした多彩な学生企画を実施し、来場者がキャンパスの雰囲気や学生との交流を楽しめるよう工夫を凝らしました。

 今回の実施にあたっては、学生スタッフの「多摩オープンキャンパスリーダーズ」が主体となり1年間かけて準備を進めてきました。以下、多摩オープンキャンパスリーダーズ代表・副代表からのコメントを掲載します。

2023年度 多摩オープンキャンパスリーダーズ代表・副代表からのコメント

私たち多摩オープンキャンパスリーダーズは、8月のオープンキャンパスに向けて通年で活動をおこなっています。今年度も、企画の内容や誘導の導線、備品の配置に至るまで入念な会議を重ねてきました。お会いしたことのない来場者の方に想いを馳せて準備を進めた1年間は私たちスタッフにとってかけがえのない大切な時間です。そして同様に、オープンキャンパス当日を迎えるということは私たちにとっては言葉にできないほどありがたいことであり、その感謝や想いを少しでもお伝えできたらと思い、実施報告を書かせていただくこととなりました。

「大成功」となったオープンキャンパス

来場者の方にとってはもちろん、スタッフとしても沢山想いを詰め込んだオープンキャンパス本番という日を、晴天の下で迎えることができました。
コロナ禍の制限を経て迎えた、4年ぶりの人数規模のオープンキャンパスは、学生スタッフにとっても経験がなく、予想ができない不安もある中での開催でした。
しかし、スタッフ一人ひとりが臨機応変に対応し、今までとは違う規模感を噛みしめながら運営をおこなうことができていたように思います。
学生企画としては、「OCナビ(総合案内)」「キャンパスウォーキングツアー」「多摩キャン青バスツアー」「体育施設ツアー」「法政トーーク!(学生によるトークショー)」「学生スタッフによる個別相談」の主に6つの企画を実施しました。どの企画も多くの方に興味を持っていただき、1年間の準備や練習の成果が十分に発揮できた2日間でした。企画以外の場でも来場者の方に積極的に声をかけ、スタッフ一人ひとりが笑顔で明るく運営している様子が印象的でした。多摩キャンパスの学生のあたたかさを随所に感じることのできる、素敵なオープンキャンパスだったと感じます。

実際にご来場いただいた皆様からも、

  • 「学生の皆さんが親切でにこやかにご対応頂いていたのが清々しく好印象でした。暑い中本当にありがとうございました!」
  • 「学生スタッフ全員が、とにかく明るく元気で親切で、とても感動しました。」
  • 「学生さんの雰囲気がとてもよく、法政大学に入学したくなりました」
  • 「学生スタッフさんの気配り、心配りに大変感動したとともに、感謝しております。法政大学の素晴らしさがとても伝わってきて、とても良いオーキャンになりました」

など、嬉しいお声を頂戴しました。
私たちが1年間目指し続けたオープンキャンパススタッフとしての姿がそのままの形で来場者の方々に伝わったことを実感し、改めてこの活動の素晴らしさを確認する機会にもなりました。スタッフからも満足の声を多く聞くことができ、学生スタッフ・来場者の方々・その他オープンキャンパス実施にあたり関わってくださったすべての方々、全員でつくりあげた大成功のオープンキャンパスだったと思います。

「繋」を体現すべく、駆け抜けた1年間

そして私たちが自信を持って「大成功」と言えるまでには、沢山の壁と向き合い、乗り越えてきた1年間があります。今年度私たちは「繋」を全体のスローガンに掲げ、活動してきました。

この漢字1文字には、

  • スタッフ同士が繋がる
  • スタッフと大学教職員が繋がる
  • スタッフと来場者の方が繋がる
  • 法政大学と来場者の方を繋げる
  • 今までのオープンキャンパスの歴史を繋ぐ

といった、沢山の想いを詰め込んでいます。

この1年、スタッフ全員がこのスローガンを意識し、この1文字を達成するために試行錯誤しながら活動をしてきました。たった1文字を体現する難しさとひたすらに向き合って、全員の想いを1つにして迎えた、今年度のオープンキャンパスでした。だからこそ、当日はスタッフ同士で汗を流しながら連携し、スタッフ全員の想いが繋がっていた時間や、来場者の方々と繋がることのできた空間は、私たちにとって特別なものでした。スタッフ全員が目に見えない「繋」を沢山感じた2日間だったと思います。

関わってくれた人たちの想いを受け継ぎ、今後へ「繋ぐ」

そして、この「繋」には今までの先輩方の想いも詰め込まれています。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オープンキャンパス実施3ヵ月前に中止の判断が下されました。1年間想像していた舞台が突如消えてしまう虚しさや悔しさは、私たちには想像しきれません。そこからオンラインオープンキャンパスの実施や人数を制限したオープンキャンパスの実施を経て、今年度、コロナ禍以前の水準でのオープンキャンパス実施が実現しました。
だからこそ今年度は、コロナ禍で必死にこの団体を繋げてくださった先輩方の3年分の想いを受け取って活動を紡いでいく楽しさと、今年度のオープンキャンパスでしっかりその想いを繋げなければならないという責任を感じながら活動した1年間でもありました。不安やプレッシャーも抱える中、あたたかく支えてくださった4年生、並んで走り続けてくれた3年生、先輩の想いをしっかり吸収し、ついてきてくれた1・2年生、OB・OGの先輩方や大学職員の皆さん、本当に沢山の方々のお陰で、今年度のオープンキャンパスへと想いを無事に「繋ぐ」ことができました。
そしてまた、私たちは来年度のオープンキャンパスへと想いを「繋ぐ」べく、新体制での活動の幕を切っています。

時代の流れがどのように変わっていくのか、今までの「当たり前」がいつ変わってしまうのか、こんなに不確かなものはないと、学生時代をコロナ渦に翻弄されて過ごしてきて感じます。
それでも私たちは、今までのオープンキャンパスの歴史とそれに関わってきた沢山の人の想いを繋いで、どんな時にも変わらず、オープンキャンパスを通して沢山の繋がりを感じられる、愛にあふれた団体であり続けたいと強く思います。
私たちは今後も最高のオープンキャンパスをつくりあげるべく精進して参りますので、温かく見守っていただけますと幸いです。

多摩オープンキャンパスリーダーズ
代表 椋木 かれん
副代表 内谷 琴乃

お問い合わせ

法政大学多摩事務課 学務担当

tamagakumu◎hosei.ac.jp
(お問い合わせの際は記号を半角@にしてください)