経済学部に合格された皆さんへ
合格おめでとうございます。依然として新型コロナ感染症の収束が不確実な状態のなか、みなさんは受験勉強に耐えてこられ、見事、法政大学経済学部に合格されました。晴れやかな気持ち、あるいは、ほっとした気持ちで、このHPをご覧になられていることと思います。まずは、みなさんと、みなさんをこれまで支えてこられたご家族や保護者の方々、そして、学校等の関係者の方々に、心よりお祝いを申し上げます。
法政大学経済学部の歴史と伝統
法政大学経済学部は、1920年に創設され、これまで約12万人の卒業生を多岐にわたる業種・業界に輩出して来た「歴史と伝統」をもつ学部です。2020年には、創設100周年を迎え、その一環として作成した「100周年記念ビデオ」を公開していますので、下記リンクからご覧くだされば幸いです。
「100周年記念ビデオ」
言うまでもなく、歴史や伝統は単なる古さではありません。わたしたちが新たな出来事に遭遇したとき、歴史を紐解くことで教訓を得るでしょう。時間を通じて生き残ってきたものは、それだけの生き抜く力を有したものと言えます。みなさんに、ぜひ、そうした知の集積にふれていただきたいと考えます。
経済学とは
100周年ビデオでも言及している通り、みなさんが学ぶ経済学は「社会科学の女王」と呼ばれます。現代社会の多様な問題を、俯瞰的な立場で、科学的に分析する学問であり、社会科学の中で唯一、「ノーベル賞」の対象となっている学問です。経済学を学ぶことによって、世の中の仕組みを本質的にとらえる眼、言い換えれば、「ものの見方」を養うことができます。それは、ビジネス、起業、公認会計士や公務員等、どのような職業に就いても役に立ちます。みなさんのキャリア形成にとって、経済学は大きな武器になることでしょう。
法政大学経済学部での学び
法政大学経済学部では、難関入試を乗り越えられたみなさんのような優れた人材を、どのようにすればさらに伸ばしていくことができるのか、カリキュラム改革を通じて、絶えず検討を重ねてきました。なりたい自分を想像し、そこに4年間のロードマップ（工程表）を描いて下さい。留学に行く、環境の問題に取り組む、公認会計士講座に参加する、ゼミやサークルを通じて生涯の友を得る・・・ そうした皆さんを支える場を提供するのがわたしたちであると自負しています。
最後に
みなさんが、法政大学経済学部での4年間を通じて、社会で活躍できるリーダーとして成長することを大いに期待しつつ、お祝いの言葉の結びとします。そして、みなさんと4月に多摩キャンパスでお会いすることを心より楽しみにしています！
経済学部長 廣川みどり
