経済学部について

学部長メッセージ

経済学部について

多様な環境で自分を成長させよう!

経済学部長 竹口 圭輔

経済学部は1920年に創設された、100年以上の伝統を持つ学部です。学部創設以来、公平や自由などの価値観を 重視しながら、経済の仕組みを理解しその法則を解明することを通じて、社会の効率や厚生を高める方策を探求 すべく、教育・研究を行ってきています。

経済学部の特徴はなんといってもその多様性にあります。1学年約900名、学部全体で3,700名を超える人々が集う 本学最大規模の学部です。多様な人々を受け入れている経済学部では、幅広い教育プログラムを用意しています。 現在のカリキュラムでは、高校で学んだ知識と学問としての経済学の橋渡しを行う科目を初年次に設けるとともに、 基礎から応用へのスムーズな積み上げが可能になるよう体系的に科目を配置しています。そして、学生一人ひとり がそれぞれの関心事やテーマを追求すべく分野別に科目を編成しています。

また、海外の大学で学ぶSAプログラムや英語で経済学を学ぶプログラム(IGESS)を設けるなど、グローバル化にも 積極的に対応しています。学生が世界に出ていくだけでなく、世界からの学生を迎え入れることも意識しており、 実際、経済学部には150名を超える留学生が在籍しています。

そして、大規模な学部であるからこそ、少人数教育を大切にしています。1年次に「入門ゼミ」を設けるだけでなく、 2〜4年次までの3年間を通じ、学年を超えて学びあうゼミナールを設置しています。これは他大学・他学部にはあまり みられないユニークなプログラムであるといえるでしょう。

経済学部では70を超えるゼミを開講しており、各教員の専門分野に応じた高度な教育が行われています。学生たち はそれぞれの研究テーマのもと、主体性をもって、社会が抱える課題を発見し、解決に向けて日々取り組んでいます。 そして、ゼミ対抗のディベート大会やプレゼンテーション大会などのイベントも活発に行われるなど、研究成果を 発表する機会も設けています。

複雑で変化が激しく予測が困難な今日だからこそ、現状を正しくとらえて分析し、選択肢に優先順位をつけて行動 する力がますます求められています。学生の皆さんには、経済学部が用意しているプログラムを巧みに活用し、 学びを深め、力強く成長していってくれることを期待しています。そして、これから起きる新たな出会いや経験を 存分に楽しんでください。多様性を誇る経済学部です。いままで周りにいなかったような人々ときっと出会うこと でしょう。ぜひ新たな絆を作り上げていってください。

経済学部長 竹口 圭輔