経営学部は経営学科、経営戦略学科、市場経営学科の3学科で構成され、それぞれの学科の特徴を活かした多彩な授業科目により、社会の多様なニーズに対応する専門知識を身に付けた人材を社会に送り出しています。
一方、経営学の領域では、経営管理、人事管理や会計といった伝統的な分野に加え、経営戦略、事業創造、グローバル経営、マーケティング、ファイナンスといった新しい分野が重要性を増しています。経営戦略学科、市場経営学科の2学科は、主にこうした新しい分野を重点的にカバーするために、従来の経営学科から独立させることにしたのです。
伝統的な分野であれ、新しい分野であれ、その全てにわたる専門家となることは困難ですし、その必要もありません。むしろ、自分にとって興味・関心のあるいくつかの分野を深く学んでほしいと思います。そこで、本学の3学科体制では、経営学の主要な分野ごとに、それぞれのプロとなるための基礎知識が十分身につくようなカリキュラムを工夫しました。また、ゼミナールの開講数を大幅に増やすなど、少人数教育にも力を入れました。さらに、英語力向上や資格取得、キャリアプランの作成に資するよう、留学プログラム(SA)、検定会計、キャリア・マネジメント、インターンシップなど、各種のプログラムを一層充実させました。
一方で、従来から経営学部の良さであったように、特定の分野だけでなく、基礎的な科目は幅広く学習できるように配慮しています。変化の時代には、すそ野の広い基礎を身につけておくと、かえって対応しやすいからです。
このように法政大学経営学部は、3学科体制のもと、グローバルに通用する21世紀型「ビジネス・スクール」モデルを提示して、みなさんをお待ちしています。
経営管理の基礎から、組織、人事、会計に関する専門科目を配置し、経営管理のプロフェッショナル、ゼネラル・マネージャーなどの人材育成を目指しています。
国際経営、企業戦略、企業家活動、経営分析などに関する専門科目を配置し、グローバルな戦略策定と事業創造を担う人材の育成を目指しています。
マーケティング、産業・技術、金融・公共サービスなどに関する専門科目を配置し、マーケット創造を担う人材の育成を目指しています。