お知らせ

【広報委員会】「商品化に成功した忍参に聞く!挑戦することの大切さとは」

  • 2026年09月15日
お知らせ

皆さんこんにちは!経営学部広報委員会の伊藤輝羽(いとうこう)です。

今回は、経営学部・西川英彦ゼミ4年の小尾 太郎(おび たろう)さん、西山 美帆(にしやま みほ)さんにインタビューしました。取材時にお休みだった中里 涼花(なかざと すずか)さん、辻野 佑汰(つじの ゆうた)さんを含めた4人は、チーム「忍参」として、ゼミ対抗の商品企画プロジェクト「Sカレ2025」に参加し「プラン優勝」「学生賞」「テーマ1位」の3つの賞を受賞しました。

そんな忍参の皆さんが開発した商品「忍者の一杯~NINJA MISO SOUP~」の誕生の背景から、チームでの活動の様子まで、さまざまなお話をうかがいました。ぜひご覧ください。

1. そもそもSカレって何ですか?

Sカレとは “Student Innovation College” の略称で、学生が企業のテーマに沿って商品化を目指す商品企画プロジェクトです。5月から始まり10月に秋カンという中間発表が、12月に冬カンという最終発表があるという約半年間にわたって取り組む大会です。
今回で20周年を迎える2025年度大会には、32大学40ゼミ526名の3年生による161チームが参加し、8テーマに分かれて競いました。

私たちは、滋賀県の株式会社メルプ様の「忍者にまつわる新しいお土産」というテーマにチャレンジし、冬カンにて「テーマ1位」を獲得しました。さらに、各テーマ1位が競い合う決勝戦で、学生投票1位の「学生賞」、審査員投票1位の「プラン優勝」を受賞しました。

テーマ1位を取ったチームは商品化を目指すことができ、その売れ行きや完成度を1年間かけて競い合います。今は秋の発表に向けて販促活動を行っている最中です。

写真左から、西山さん、小尾さん

2.忍参という名前はとても面白いなと思ったのですが、どういう由来があるんですか?

メンバーのうち誰が思いついたかは不明なのですが、食べ物の「人参」(にんじん)と「忍者」って語呂が似ていて面白いというところから、その名前に決めました。

また、メンバー4人はとても個性が強くユニークな存在なので、自分たちらしくて面白いなと思って名付けました。

特にメンバーの辻野さんはユニークな人で、今、オーストラリアに半年間留学に行っています。日本にいなくても秋の発表に向けて尽力してくれています。インバウンド向けの商品ということもあり、商品の告知をしてくれる海外インフルエンサーに何十件も連絡をしてくれています。実際に辻野さんがお願いしてくれたインフルエンサーの投稿には約8600件もの「いいね」がついています。

3.そんな忍参が企画した商品について教えてください

私たちは「忍者の一杯~NINJA MISO SOUP~」という商品を開発しました。

製造してくださる株式会社不室屋様が得意とする、インスタントのおみそ汁です。食べ方は、①お椀の中に味噌を入れる、②手裏剣型のもなかに穴を開ける、③お椀の中にもなかを入れる、④穴に向けて熱湯を注ぐ、⑤手裏剣の中から麩の花が開く様子を楽しんでから食べる、という流れです。

ポイントは、和の雰囲気を最大限感じてもらうためにこだわった、もなかの形です。市場には、手裏剣の形のもなかはなく、自分たちで3Dモデリングソフトを使用して型を制作しました。そうして出来上がったのが、現在の形です。

また、パッケージも、もなかと同様にこだわりました。ひと目で和の雰囲気が伝わるように、忍者をイメージした巻物の形にしました。インバウンド向けの商品ではありますが、しっかりと漢字を使用しながらインパクトを残し、一目で忍者だとわかってもらえるデザインを意識しました。このパッケージは、一人2案ずつ持ち寄り、8案の中から全員で話し合って1案を選び、データ化まで自分たちで行った自信作です。

4.どのような経緯で思いついたのですか?

最初に「忍者にまつわる新たなお土産」というテーマをみた段階で、訪日外国人の方をターゲットにしようと決めました。訪日外国人の方々において、忍者の認知度が9割を超えているというデータや、「お土産」というテーマを踏まえ、ターゲットを選定しました。

そのうえで、市場調査やアンケート、インタビューを行い、方向性を定めて秋カンの発表に臨みました。現在のおみそ汁とは別の商品企画で臨んだのですが、あまり良い評価を得られませんでした。

そこから、いろいろな方々からアドバイスをもらったり、浅草のドン・キホーテなど、訪日外国人の方が多い場所へ市場調査に行ったり、インタビューをしたりと、多くの情報を集めました。

冬カンの1か月前になっても、良いアイデアが出なかったのですが、インタビューを通して再認識した「これを買った人だけじゃなく、このお土産を渡した人まで、そして、食べる前の瞬間までしっかり喜んでもらえる商品を」という想いをもとに、現在の商品を思いつきました。

そこからは、自分たちの商品をより実現可能なものにするため、販路やメーカー探しを短期間で集中して行いました。メールを30件以上送った結果、販路については5社から前向きに検討していただき、製造については不室屋様から前向きなお返事をいただくことができました。

イトーヨーカドー 大森店にて、写真左から、西山さん、中里さん

5.楽しかったことや辛かったことはありますか?

小尾さん:楽しかったことは、実際に商品企画の流れをしっかり身をもって体験させていただいていることかなと思います。企画を起こして実際に販売していくことって、世の中のほとんどの学生にはできないことだと思います。アイデアから販路までしっかりと考えながら商品を具体化できるところは、とても良い経験をさせていただいているなと思います。

一方で、辛かったのは、秋カンで自分たちのアイデアをしっかりと出したものの、良い反応をもらえなかったことです。その経験を無駄にせず、冬カンでは挽回することができたのは良かったです。

加えて、すごく良いメンバーに恵まれたなと思います。それぞれのやりたいことをすり合わせる中で、喧々諤々となったこともありましたが、各々がリスペクトを持ってやり切ることができたので、良い商品を作れたかなと思います。

西山さん:楽しかったこととしては、パッケージのデータ化やモデリングの部分かなと思います。実際に自分たちで考えたアイデアを、机上の空論だけにとどめず、しっかりと具現化することができたのは、とてもやりがいを感じました。

逆に辛かったこととしては、直前になってもコアとなるアイデアが出てこなかったことです。その状態を打破するために、自分たちの思考方法についてメンバーとしっかり話し合いました。

そのうえで、自分たちがアイデア先行でロジック不足だったことを認識しました。そこで、ロジック先行に切り替え、「ゆっくりでもいいからやり切る」という思考の型に変えて進めることができたかなと思います。

6.記事を読んでくださった方々に対して一言お願いします!

小尾さん:学生時代は、なかなかできないことにも大きなリスクを負わずに挑戦できると思います。目の前にチャンスや新しい経験の機会があれば、迷わず飛び込んでみてほしいです。うまくいけば成長につながりますし、失敗してもそれが次の糧になると思います。そんな私たちが企画した商品を、ぜひ買ってください!

 

西山さん:何かで結果を残したいと思っている人たちに向けて、お伝えしたいです。目の前のことに本気で向き合い、最後までやり抜いてみてほしいです。すぐに結果につながらなくても、その過程で考えたことや経験したことは、いつか必ず自分の力になると思います。そして、私たちの商品をぜひ買ってくださいね。

写真左から、小尾さん、西山さん、伊藤さん

以上、忍参のインタビューをお届けしました。

Sカレというプロジェクトを通して、とても有意義な経験をした忍参だからこそ語れる貴重なお話を聞くことができました。商品の産みの苦しみや、その商品を世の中に届けるために考えていること、努力していることを知り、自分も心の底から応援したくなりました!(伊藤)

チーム「忍参」に関するサイトやSNSは次のとおりです。ぜひ、「いいね」や拡散でみんなで盛り上げましょう!

 

●忍参インスタグラム

https://www.instagram.com/ninzin.__.carrot?igsh=cWJ2dm9ia2dqOTFv

●不室屋ECサイト

https://eshop.fumuroya.com/product/detail/100643?utm_source=ig&utm_medium=social&utm_content=link_in_bio

●忍者の一杯公式ページ

https://ninjamiso.com

●忍者の一杯インスタグラム

https://www.instagram.com/ninja_misosoup?igsh=MTk1c3RueDgwY2Fweg%3D%3D&utm_source=qr