お知らせ

【広報委員会:経営学部OB・OGインタビュー】株式会社ミリアルリゾートホテルズ(東京ディズニーランドホテル)関愛梨さんインタビュー

  • 2026年05月29日
お知らせ

こんにちは!経営学部広報委員会の清板大輔(4年)、原裕希乃(2年)、高橋歩莉(2年)です。

今回は、2023年に法政大学経営学部を卒業され、現在は株式会社ミリアルリゾートホテルズに勤務し、東京ディズニーランドホテルでゲストサービスを担当されているOGの関愛梨(せき・あいり)さんにインタビューをさせていただきました。

学生時代に得たスキルや、ディズニーランドホテルならではの業務内容など、今後の学生生活において実践できるようなお話を伺うことができましたので、ぜひご一読ください。

写真は、左より清板さん、関さん、原さん、高橋さん

 

1. 現在のお仕事について聞かせてください 

私はディズニーランドホテルの宿泊部ゲストサービス課に所属しています。具体的には、ベルデスク(ホテルの入口付近にある案内デスク)での荷物のお預かり、お渡し、客室までのアテンドなどの業務や、ゲストのサプライズのお手伝いなどを行っています。元々ディズニーには年に2、3回行くくらいでしたが、就活でホテル業界を志望した際に、魅力的に感じたので、このホテルで働きたいと思いました。

2. ディズニーの雰囲気を崩さないように接客で気を付けていること 

パークとの繋がりを大切にしています。お子様と目線を合わせる、手を振る、「いってらっしゃい」「おかえりなさい」といった声かけなど、こういった行為は、他のホテルではなかなか見られないディズニーのホテルならではの対応だと思います。丁寧な接客の中に、フレンドリーさを感じていただけるように、どのキャストも意識しています。ディズニーのホテルではこれらは自然な接客であり、むしろ大切にされている行いだと思います。また、仕事中は忙しい瞬間もありますが、ゲストにとっては初めての経験であるということを忘れずに丁寧に笑顔で接客することを意識しています。 

ディズニーホテルでは、キャストは世界観を担っている大切な存在だと思います。ただ丁寧なだけではなく、お客様に楽しんでいただき、特別な思い出にしていただきたいという思いと共に接客しているのでそこに期待し、注目していただきたいです。

 

写真は関さん

3. 法政大学経営学部を選ばれた理由を教えてください 

中学の頃から法政大学の付属校にいたので、そのまま法政大学へ進学したいと考えており、法政大学経営学部に進学しました。経営学部を選択したのは、学部を調べるときマーケティングや人事関連の分野に興味をひかれたからです。しかし、明確に「経営学部でこれを学びたい!」というような具体性は持って決めたわけではなかったです。入学後に、人事組織系を扱うゼミに所属し、会社の中でも「人」に特化した内容を学びました。

4. ご自身の学生生活の経験が社会人になって活きていることを教えてください 

コロナ禍だったのでサークルにはあまり参加はしていませんでしたが、その代わりアルバイトに比重を置いていました。アルバイト先は接客を重んじる職場で、一緒に働く仲間にも接客を楽しんでいる人が多かったため、ディズニーのような接客を重要視する業種で働きたいなという気持ちにつながったと思います。

また、練習なしにプレゼンをすることが苦手でしたが、大学の授業やゼミの中で準備をしてプレゼンに臨む経験が、就活時だけでなく現在でもとても役に立っていると思います。例えば、上司に仕事の報告をしに行く際の報告の仕方に活かされていると実感しています。

5. 今後の目標はありますか? 

現在は、インチャージ(時間帯責任者)としてオペレーションを回しながら、ホテルならではのイレギュラーに対応していくことが主な業務内容です。しかし、イレギュラー対応については、まだ十分に経験を積めておらず、対応の引き出しがまだ少ないなと感じているため、プラスアルファの接客について学びを深めていければと思います。

イレギュラー対応は毎日のようにあり、上司に相談して指示を仰ぎながらゲストに一番納得していただける形になるよう臨機応変に対応しています。

これまでの印象深かった経験の1つとして、ゲストのサプライズ対応をお手伝いした際に、ゲストがこちらに電話をくださって、自分の名前を出して感謝の言葉を伝えてくださったことがありました。自分からしたら何気ないお客様対応の1つでしたが、1件1件丁寧に対応することを心がけていたので実を結んだ経験だと実感しました。キャストとして、ゲストに「与える」だけではなく「与えられる」と感じました。

6. 学生へのメッセージをお願いします 

社会人になると本当に時間がないです。「時間がない」というと言い訳のようになりますが、学ぼうと思ってもなかなか時間がとれない状況に置かれています。一方、学生には自由に使える時間が多くあります。ただ、当事者の時にはその大切さに気づきにくいものです。だからこそ、学生の皆さんには時間が有限であることを意識し、少しでも興味のあることにはまず一歩踏み出してほしいと伝えたいです。学生時代を有意義に過ごす秘訣は、小さな関心を行動に移す勇気を持つことだと思います。

また、大学生活を振り返ると、授業に対してもっと目的意識を持って向き合えばよかったと思います。大人数の授業では、とりあえず出席すれば大丈夫という意識になりがちでした。私自身、学生時代は受動的なタイプだったので、能動的に学び、行動する難しさもよくわかります。だからこそ、学生の皆さんには、ぜひ学ぶ目的を意識しながら学生生活を送ってほしいですね。

写真は、左より関さん、原さん、高橋さん、清板さん

取材を終えて

 関さんのお話を伺って、手の振り方や声かけ、挨拶などディズニーの世界観を崩さないような接客を大切にしていることが分かりました。イレギュラーな対応にもディズニーならではを大切にしながら、丁寧に対応することの難しさを実感しました。私のアルバイト先も接客を重んじるものであるので、関さんからの学びを生かして一つひとつの業務を大切にしていこうと考えました。 (2年 原裕希乃)

社会人の関さんが伝える学生時代の経験やそこから得た学びが、学生の自分にとても参考になりました。授業を受ける目的や大学生という時間について今一度考えていきたいと思います。1年生を終えた今、この振り返りのタイミングに関さんからお話を伺うことができて良かったです。また、パークの世界観が引き継がれているディズニーホテルでは求められることが一般的なホテルとは少し異なっていたりゲストからの期待も大きい分、キャストの方のそれに応える熱量も大きいことがインタビューを通して感じられ、接客という仕事の価値を見ることができたと思います。 (2年 高橋歩莉)

就職活動や卒業後のキャリアを具体的に意識する時期に差し掛かり、関さんの「学生時代のプレゼン経験が社会人での報告業務に活きている」という実体験は非常に説得力のあるお話でした。また、「社会人になると学ぼうと思っても時間がなく、学生の時間は有限である」というメッセージは、大学生活の折り返しを過ぎた現在の立場において強く実感させられる内容です。関さんからのアドバイスを踏まえ、残りの学生生活では能動的に学ぶ姿勢を重視し、関心のある分野には積極的に足を踏み入れて時間を有効に活用していきたいと感じました。 (4年 清板大輔)

関愛梨さん、ご多忙のところ長時間にわたり貴重なお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。