お知らせ

【広報委員会】OCスタッフ事後インタビュー

  • 2024年10月31日
お知らせ

こんにちは。経営学部広報委員会2年の坂本です。

今回は、8月9日~10日に行われた法政大学オープンキャンパスで経営学部企画の責任者を務められた、一花千優(いちはな ちひろ)さんに改めてインタビューさせていただきました。

一花さんには、事前のインタビューにもご協力いただきましたので、そちらの記事もぜひ併せてお読みください。

1.今年の経営学部企画では、どのような活動をされたのですか?

 経営学部について紹介する企画です。14人が所属し、トーク班、展示班、冊子班という 3つの班に分かれて活動していました。

トーク班では、当日20分間のトークショーと、10分間の質問コーナーを実施しました。内容は、受験方式の説明だったり、具体的な受験勉強の方法だったり、学部学科の詳細について、分かりやすく解説しました。講座のような形式ではなく、ユーモアを交えたトークショー形式で、 今年度はRPG をテーマに劇を行いました。ドラゴンクエストのような感じになっていて、スライドも効果音をつけて、飽きないような工夫をしました。

展示班では、会場の部屋に掲示する展示物を作成しました。トーク班では伝えきれなかった、より詳細な内容をまとめて紹介しました。また、来場者の方の悩みや疑問にも答えていました。サークルのことから、教授や進路のことまで、幅広い質問がありました。

冊子班は、来場者に配る冊子を作成しました。「持って帰れるオープンキャンパス」というコンセプトで、家に持って帰ってからももう一度見て楽しめるような冊子を作りました。学生の私たちだからこそ作れる内容を意識し、経営学部に入ってよかったことや、どうやって学部学科を選んだのかなど、ホームページや募集要項からでは得られない情報をまとめました。

2.来場者の方々に対して、意識してアピールした点はどこですか?

 私たち学生だからこそ得られる情報を提供して、みんなのモチベーションアップや、やる気につながれば良いなと思って活動していました。ホームページだけでは分かりづらいことも 噛み砕いて解説することで、より大学生になってからのイメージがつきやすくなると思います。そのため、会場に来てくださった方々には、できるだけ私たちから話しかけて、大勢の場ではなかなか話せないような悩みごとなどに寄り添うようにしていました。選択肢を増やしてほしいので、それぞれに合わせた提案をするよう心がけました。場合によっては、経営学部ではなく他学部も勧めました。

3.事前のインタビューでは、学部紹介を強化するということでしたが、当日はどのような場面で活かされましたか?

ご案内する際に、誤った情報を伝えたくないので、今年はまず学部のマニュアルを作ったり、事前の勉強会を行ったりしました。特にマニュアルを作るのはとても大変でした。募集要項から抜粋したり、学部事務の方、入学センターの方、教員の方にもご協力をいただきました。しかし、こういった準備はとても役に立ちました。

その上で、今年からはこういったマニュアルを見ながら来場者対応をするようにしたので、スタッフも自信をもって対応できていました。マニュアルには入試の倍率なども載っているので、 具体的な数値を用いて説明できましたし、より信頼していただけたと思います。また、トークショーのスライドや、展示物のなかでも、倍率や受験方式などの情報を引用できたので、当日だけではなく事前準備でも役立ちました。 

4.オープンキャンパスを実施して、事前の想定から何かギャップがありましたか?

 今年からは冊子の紙媒体をなくして、電子版のみにしました。当日は電子版のQRコードを載せたリーフレットを配りましたが、QRコードだけのパンフレットでは、意外と手に取る方が少なかったです。やはり、紙媒体の冊子のほうが、より存在感があって、皆さんに持って帰っていただけるなと改めて実感しました。

冊子の内容は凝っていて、ためになる情報を載せているので、ぜひ持ち帰ってほしかったです。紙版では白黒ですが、電子版ではカラーで見ることができるので、電子版のメリットもあります。この点は反省として、来年度は、紙媒体と電子版を併用させてやっていこうかなと思っています。

5.オープンキャンパスのスタッフとして、どのようなところにやりがいを感じますか?

 二点あります。まず、全員それぞれにいろんな意見があるので、純粋に関わっていて楽しいです。スタッフは、人のために何か貢献したいという考えを持つ学生が多く、主体的に行動するので、互いに尊敬しながら関われます。居心地が良く、 自分のことも成長させてくれるこの団体が好きなので、私も続けることができています。

 そして、 受験生の進路選択という、人生の大事な一場面に関われることに、非常にやりがいを感じます。来場者からの悩みを聞いて、提案をするためには、こちらも勉強する必要があるので大変ですが、来場者の方々から前向きな言葉をもらったり、感謝を伝えられたりすると、頑張ってきてよかったと思えます。そんな言葉が一番のやりがいとなっています。

6.最後に、受験生の方々へ、メッセージをお願いします。

 受験生のみなさん、まずここまで本当によく頑張っていますね。皆さんの力は、目に見えずとも、着実に身についています。

みなさんには、私が受験生の時に指針にしていた言葉をお伝えします。それは「人事を尽くして天命を待つ」です。可能な限りの努力をしたら、後は天命に任せるという意味の言葉です。私は受験生のとき、「胸を張って可能な限りの努力をした!後悔はない」と言えることを目標に頑張っていました。自分で納得いく努力をしたら、結果の如何にかかわらず、それは納得のいくものになっていると思います、最後まで後悔せず、走り抜けてください!

みなさんが納得できる進路へと進み、素敵な大学生活を過ごすことを願っています。

インタビューを終えて

オープンキャンパス当日には、1日の来場者数が過去最多になったということで、盛り上がりを感じました。来場した方も、企画する立場の人も、双方が楽しむことができる、素敵なイベントになっていたことが印象に残りました。長時間のインタビューに応じていただいた一花さんをはじめ、オープンキャンパススタッフの方々、本当にありがとうございました。(坂本)

昨年度のインタビューも担当させていただきましたが、来場者の方に対して、さらに寄り添う形になっていました。昨年の反省点が反映され、企画が一段と進化したことを感じることができました。また、一花さんはもともと人見知りで、リーダーを務めるタイプではなかったということですが、それだけにオープンキャンパススタッフのやりがいの大きさや、居心地の良さを実感することができました。来年度も、さらに良い企画になることを願っております。オープンキャンパススタッフの皆さん、お疲れさまでした!(西原)

文責:西原遼聖(経営学部2年)、坂本貫輔(同2年)