お知らせ

経営学部に合格されたみなさんへ

  • 2024年01月29日
お知らせ

はじめに令和6年能登半島地震により、亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、大切な方をなくされた方々、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

あらためまして、合格おめでとうございます。合格された皆様に、法政大学経営学部の教職員一同、心よりお祝い申し上げます。同時にご家族の皆様にもお慶び申し上げます。

法政大学経営学部は、1959年に創設されました。経営学部としては日本の大学で3番目に長い歴史を有しています。2003年に経営学科一学科から経営学科、経営戦略学科、市場経営学科の3学科体制に移行しました。
また、2016年には英語による授業のみで卒業できる課程、GBP(グローバル・ビジネス・プログラム)がスタートしました。経営学部の特徴を何点かお伝えします。

1点目は1年次から幅広い専門科目を学ぶことです。
2019年から1年次に10科目の専門入門科目を配置する新しいカリキュラムが導入されました。皆さんは10科目から7科目以上を履修することになっています。経営学、会計学、経済学、統計学などの幅広い分野の入門的な内容を学びます。
その中で強い興味関心を抱いた分野を2年次以降の学びで深めていくことになります。2点目は、3つの学科のハードルが低く、他学科の科目を柔軟選択できることです。経営学部は経営学科、経営戦略学科、市場経営学科という3つの学科で構成されています。経営学科は組織、人材、会計、経営戦略学科は経営戦略、経営分析、経営史、市場経営学科はマーケティング、ファイナンス、情報・技術とそれぞれの専門分野は異なりますが、学生は自分の所属学科の専門科目を16単位以上とれば、他学科の専門科目も自由に履修できます。3点目は、理論と実践の両方を重視し、生きた経営学を学べることです。専門科目は理論的な側面が中心の科目もありますが特殊講義では常置専門科目ではカバーしきれない最先端のトピックス的なテーマ、業界団体や企業、OB・OGの会計士による寄付講座などがあり、企業の現場で何が起きているのかといった実践的な内容が主となっています。また、企業人の話を聞いたり、企業とタイアップして製品開発を行ったり、フィールドリサーチを行うゼミもあります。さらに、簿記資格取得や会計士試験合格を目指した講義や講座などもあります。4点目は、グローバル化に対応し、広範な内容の専門科目を英語で学べることです。2016年から経営学部に英語学位課程GBPが設けられました。これは主に海外からの留学生用のプログラムですが、日本語の授業で学ぶ経営学部生も、一定の英語力を条件にGBP科目の大半を履修できます。GBP科目は、入門から発展レベルまで経営学の主要分野を網羅した30以上の授業が英語で行われるというユニークなものです。このほか、入門外国語経営学、ビジネス英語などの授業、3~4ヵ月間海外の提携大学に留学するSA(スタディ・アブロード)プログラムなど、多彩な学習機会を用意しています。また、GBPの学生と日本語課程の学生が一緒にプロジェクトに取り組むスタートアップイベントも開催されています。

入学式の行われる武道館のそばに桜の名所として有名な千鳥ヶ淵があり、JRの飯田橋と市ヶ谷の間の外濠には桜並木が続いています。桜が満開になることを期待しましょう。

経営学部の教職員、在校生一同、みなさんとお会いするのを心待ちにしています。みなさんの4年間の大学生活が充実したものとなるよう、全力でサポートします。


                          経営学部長 筒井知彦