お知らせ

【ゼミ生インタビュー】

  • 2023年10月19日
お知らせ

こんにちは!広報委員会の伊藤、近藤、中野です。

爽やかな秋風を感じる頃となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

経営学部では、来年度春期からの新ゼミ生の募集(入ゼミ)が始まりました。新ゼミ生の募集にあたり、合同ゼミ説明会と個別相談会が実施されましたが、今年は久々に対面での開催となりました。

興味のあるゼミは見つかったでしょうか。

そこで今回は、現在ゼミに所属して頑張っておられるAさん(3年生)、Bさん(2年生)、Cさん(3年生)に、ゼミ活動についてインタビューをさせていただきました。

現役ゼミ生の声をたくさん伺うことができましたので、入ゼミの際の参考にしてください!

質問1 現在のゼミで行っている活動について教えてください。

(Aさん)

 私のゼミは、商品やサービスの企画を、企業と合同で行っています。最近は、金融業界や食品業界の企業との産学連携を通じて、販促提案を行っています。授業時間では主にプレゼンテーションを行い、その都度先生や企業の方から質問やフィードバックをいただきます。グループワークは、主に授業時間外に行うサブゼミを通して自主的に話し合いを行うため、ゼミ生同士の交流機会が豊富に設けられていると思います。所属して2年目になりますが、大変やりがいのあるゼミだと感じています。

(Bさん)

 私は数理科学を扱うゼミに所属しています。 そのため、ゼミ活動では様々な数学に関する基礎から学んでいます。例えば、SPIや公務員試験に出題されている数学問題やプログラミング、検定、資格勉強など、取り扱う内容は多岐にわたっています。それらの中で自分の興味のある内容を選択し、ゼミ内で少人数のグループに分かれて活動しています。

(Cさん)

 主な活動内容としては3つあります。1つ目は基礎知識定着を目的とした発表。2つ目はソフトを使った演習。そして、3つ目はそれらの知識をフル活用するコンテストです。コンテストでは、研究テーマを自らで設定し、定義付け、アンケート作成・収集、分析、論文作成、発表など研究の一連の流れを経験します。発表機会も多いので、パワーポイントや発表力が向上していっていると思います。

質問2 ゼミに入ろうと思ったきっかけを教えてください。

(Aさん)

 ゼミに入ろうと思った大きなきっかけは、入ゼミ時の説明会のとき、先輩がゼミについて丁寧に説明してくださったことです。それまで、ゼミについての情報をほとんど知らなかったため、大変参考になり興味を持つことができました。そして、ゼミに所属し、実践的な経験を身につけたいと考えるようになりました。「商品やサービスの販促がどのような過程で行われているのか」ということを知っておくことは、将来の就職活動にも必ず役立つと感じました。

(Bさん)

 大学生活の中で、先生方や仲間たちと交流しながら、自分の興味のあることを深く学びたいと思ったからです。ゼミはまさにうってつけな活動だと感じました。ゼミは他の授業と違って少人数で活動できることが特徴の一つだと思います。そのため、先生方や同じ志を持つ生徒との距離が近くなり、質問や対話をしやすいことにも魅力を感じました。

(Cさん)

 高校生の頃からゼミに憧れがあり、2年次から所属したいと考え、選考に挑戦することにしました。高校生の時からマーケティングについて学びたいと考え、法政大学の市場経営学科に入学しました。マーケティングに関する内容をゼミで集中的に学ぶことで、より深く専門知識を身につけることができると思ったためです。

質問3 現在のゼミに入った「決め手」や、選ぶ際に参考にしたことを教えてください。

(Aさん)

 オンオフがはっきりしているかどうかを決め手にしました。学業とプライベートのけじめを意識しながら、それぞれが楽しんで活動している点を魅力だと感じ、今のゼミに入ることを決めました。選ぶ際に参考にしたのは、ゼミが運営するインスタグラムでした。そこで、ゼミ生の日々の活動や、選考情報も知ることができました。特にインスタライブで先輩ゼミ生のお話を聞く機会があったため、和気藹々とした、活気溢れるゼミの雰囲気が伝わり好印象でした。

(Bさん)

 どのゼミに入ろうか悩んでいたとき、個別相談会に行ったのですが、そこで対応してくださったのが今のゼミの先輩でした。お話を聞いているうちに、ゼミ活動の雰囲気や内容に興味を持ちました。最終的な決め手は、実際にゼミの先生から説明を受け、親身になって自分がやりたいことを聞いてくださり、その人柄がとても印象に残ったことです。最後はゼミ生や先生の優しくあたたかい人柄に惹かれ、入ることに決めました。

(Cさん)

 私がゼミ選びで重要視したのは、次の三点です。一つ目が、マーケティングのゼミナールであること。二つ目が「活動内容が明確であること」。最後に「雰囲気が自分に合うこと」。この三つの軸にそって選びました。また、自分がゼミ活動を終えた時に、何を学んだのかを言えるようになりたいと考え、説明会やオープンゼミに参加したときに活動内容をゼミ生が明確に答えられているかどうかを大きな基準としていました。

質問4 同期のゼミ生や先輩、教授との印象深いエピソードがあれば教えてください。

(Aさん)

 ゼミでの一番印象深い経験は、自分たちが行った提案によって、実際の企業活動に貢献できたことです。ある提案を行った際に、私たちが提案した訴求内容により、企業さんへのお問い合わせが増加し、事業に貢献することができました。提案にあたりグループメンバー全員が協力し、一生懸命取り組んだ結果が出て、とても嬉しく思いました。

(Bさん)

 私がプログラミングを書いた際に、上手くいかずに悩んでいたのですが、先輩が来て優しく教えてくださったことです。ヒントを少しずつ出してくださって、手順を踏みながら正解を自分の力で導き出せるように教えてくださいました。ほとんどプログラミングの経験がない私にとって、教えて貰いつつも、自分で成し遂げるという成功体験を積めたことが嬉しかったです。そして、先輩のかっこいい教え方もとても勉強になりました。

(Cさん)

 ゼミ中は真面目に活動をしており、先輩はメンターとして熱心にアドバイスをくださり、教授は少し厳しいアドバイスやフィードバックをしてくださいます。しかし、ゼミの合間や飲み会では、他愛もない話で盛り上がれる優しい雰囲気のゼミで、その差がとても印象的で魅力だと感じています。

質問5 ゼミ活動を通して、前の自分とゼミ後の自分で変わったこと、成長したところを教えてください。

(Aさん)

 論理的思考能力が伸びたと思います。ゼミでは企業の前で発表を行うため、現実的に考えてもらうためには根拠を持った説得力ある意見にすることが必要不可欠です。そのため、自分たちの意見に対し、明確な数字で示された定量的なデータを付随させることや、論理的な発表の構成を意識するようになりました。この能力は、ゼミなど大学での学習だけでなく、就職活動でも役立っており、以前の自分では考えられないほど成長しました。

(Bさん)

 やりたいことを目標に定めて、自分の意思で動くことができるようになったと思います。どの環境でも、ひとつのグループに入ると到達地点が皆同じで、それぞれの役割があり、それに向かってやれば安心です。このゼミでは、やりたいことをやらせていただける環境なのでとても恵まれた環境ですし、同時に、自分が定めた目標を随時見直しながら活動することの大切さにも気づかされました。

(Cさん)

 今までは関心を持つことのなかったプログラミングの分野にも関心を持つことができました。また、長時間かけて一つのテーマに真剣に向き合うことができたというのも、貴重な経験でした。ゼミに所属する以前では、このような経験をすることがあまりなかったため、忍耐力や、様々な角度からの柔軟な思考力が身についたと感じています。発表機会が多いため、パワーポイントや発表に慣れたことも、成長した点だと思います。

質問6 最後に、ゼミ選びを始めようとしている経営学部の学生に、一言お願いします。

(Aさん)

 ゼミは自分自身が成長できるし、楽しいです。興味があるゼミに、ぜひ積極的に応募することをおすすめします!

(Bさん)

 私は1週間の授業の中で一番ゼミの時間が好きです。みなさんも自分に合ったゼミ選びを頑張ってください!

(Cさん)

 自分がどういう基準でゼミを選んだかを明確にしておくと、ゼミが忙しくて大変だなと感じる時でも、自分の選択に納得感を持って活動に取り組むことができると思います。頑張ってください!

 

今回のインタビューを通じて、いろいろな分野のゼミ学習の実体験トについて、具体的に理解することができました。また、多くのゼミ履修生が、自分自身の成長を強く感じていることが印象的でした。

経営学部にはたくさんのゼミがあります。第一次ゼミ登録期間は、10月13日(金)~10月23日(月)となっておりますので、ぜひご応募してみてください。

インタビューを終えて

(伊藤)

 ゼミって何をするところか漠然として分からなかったのですが、このインタビューを通じて、ゼミで何を学び、何を持ち帰れるかなどをしっかりと学ぶことができました。様々な観点からゼミを比べ、自分に合ったゼミで活躍できるように頑張りたいと思います!

(近藤)

ゼミ活動を通じて、今まで関心のなかったことや、挑戦する機会がなかったことに取り組めることを知りました。また、ゼミに入る以前では想像できなかった新たな可能性を見つけたり、成長を実感できることがわかりました。どのゼミに入ればいいのか悩んでいましたが、どのゼミでも新しい発見に出会うことを知り、良い意味で気楽にゼミを選ぼうと思いました!

(中野)

 自己分析をしたうえで、自分がどこのゼミに入りたいのかを決めるのは簡単なことではないのだと改めて感じました。また、どの方も自身の成長を楽しんでいるように見えました。私自身もゼミに所属しているので、負けることなく、成長を楽しめるよう励みたいと思います!

(取材)中野凌大(2年)、伊藤輝羽(1年)、近藤汐莉(1年)