お知らせ

【合同ゼミ説明会インタビュー】

  • 2021年12月14日
お知らせ

こんにちは!広報委員の大澤、伊藤、橘です。
1日の中で寒暖差が激しくなり、毎日の洋服選びに迷う日々ですね。経営学部では、来年度春期からの新ゼミ生の募集が9月から始まり、11月に概ね完了しました。
新ゼミ生の募集にあたり、合同ゼミ説明会が開催されましたが、去年に引き続き今年もオンラインで開催されました。9月27日から10月8日までの日程で計10回実施し、主に1~2年生が参加しました。
そこで、今回はこの合同ゼミ説明会を主催された、経営学部学術ゼミナール委員会の小柳瑠璃さん(3年)と小抜裕さん(3年)にお話を伺いました。

質問① 合同ゼミ説明会に向けて、どのような準備を行ってきましたか?また、準備段階で大変だったことはありますか?

(小柳さん)準備を始めたのは7月の頭からなので、準備期間は3ヶ月間でした。まず、経営学部事務の方と連携しながら、各ゼミのゼミ長と連絡を取り合うことから始め、Zoomやメールで打ち合わせを繰り返し、開催までの準備を進めていきました。十分な準備期間を確保したことで、余裕をもって説明会当日を迎えることができたのが良かったです。苦労したのはスケジュール調整です。50余りあるゼミとの間でメールをやり取りし、そこから各ゼミの都合を見ながらスケジュールを組みました。この作業が思った以上に難しかったので、日々コツコツと調整することを頑張りました。

(小抜さん)経営学部学術ゼミナール委員会は、現在学生が5人しか在籍していません。説明会は10日間にわたって開催されるため、1人が2日ずつ司会進行役を担当する必要がありました。そのため、司会進行の手順などを事前にマニュアル化して、説明会当日は少し安心して臨むことができましたね。ちなみに、学術ゼミナール委員会に参加したい人募集中です!

質問② オンライン形式の開催となり、大変だったこと、良かったことの双方を教えてください。

(小柳さん)準備段階では、各ゼミの方と実際に会えないので、メールを利用していました。やり取りするメールの量が多く、苦労しました。

(小抜さん)参加者の集客も難しかったです。対面で宣伝することはできませんので、TwitterやInstagramなどSNSを利用した集客を考えました。ところが、Zoomのリンク等の情報が不特定多数の人に見られる可能性があり、断念せざるを得ませんでした。

(小柳さん)一方、良かったこととしては、Zoomを利用したため、時間的にも物理的にも参加がしやすかったと思います。

(小抜さん) たしかに、入退室がしやすかったので、参加のハードルが下がったと思います。例えば、自分の興味があるゼミだけを見て退室する人もいました。

質問③ 昨年度のオンライン説明会から改善した点はありますか?

(小柳さん)去年の合同ゼミ説明会は、準備の動き出しが遅く、スケジュールが窮屈でした。そこで今年度は3ヶ月前の夏休みから学部事務の方と一緒に準備を進めていました。また、去年はゼミ紹介の案内を、各ゼミの制限時間内で伝えていましたが、今回はZoom内のチャット機能を活用しました。これは春に行ったゼミ説明会から取り入れた点です。これにより、合同ゼミ説明会から個別で行うゼミ説明会へのアクセスを、スムーズに行うことができました。

(小抜さん)また、参加者の学生側もZoomの利用に慣れてきたことも、無事にゼミ説明会を終えられた大きな要因だと思います。運営側、参加者側の双方がオンラインツールに慣れたことで、抵抗感や不安が減少し、参加のハードルが下がったと感じました。

質問④ 最後に、合同ゼミ説明会を終えた感想をお聞かせください。

(小柳さん)特に大きな問題も発生せず、スムーズに運営できたと感じています。準備や進行で大変なことは多かったですが、ゼミと入ゼミ希望者をマッチングさせることができました。開催を通じて、学部や学生の役に立てたということが、一番のやりがいとして感じているところです。

(小抜さん)1日あたりの参加者は約100人だったので、単純計算ですが、10日間の開催で約1000人の参加者が集まったことになります。そう考えると、集客面ではそこそこ成功したと思います。ただその分、大勢の参加者の前で、最初から最後まで一人で司会を務めるのは緊張しました。また、10日間を5人の委員で回すのはとても骨が折れたので、来年度のためにも、学術ゼミナール委員の人数を増やしたいと思っています。この記事をご覧の学生さんで、私たちの活動に少しでも興味がある方、是非入会してください!(笑)

※学術ゼミナール委員会への参加を希望する方は、Twitterで、「法政大学経営学部学術ゼミナール委員会」で検索し、@GakujutsuKeieiのDMに参加希望の旨、お伝えください。

インタビューは以上です。学術ゼミナール委員会の皆さんには、今回の経験をさらに活用し、来年度以降も学生とゼミを繋ぐ架け橋となる役目を担っていただきたいと思います。小柳さん、小抜さん、お忙しい中インタビューに応じていただき、ありがとうございました。

合同説明会インタビュー.jpg

左下:小柳瑠璃さん(3年)、右下:小抜裕さん(3年)、上:大澤怜央、中央:橘颯大、左上:伊藤璃音

※取材を終えての感想
(伊藤)私は実際に説明会に参加していましたが、たくさんあるゼミの1つ1つがどんなことをやっているのか、オンライン上で簡単に知ることができました。これも、学術ゼミナール委員の皆さんが一生懸命、説明会へ向けた準備をしてくれたおかげだと感じました。今回のインタビューで、開催までの準備、苦労した点、工夫した点などの裏側をお聞きすることができたので、とても面白かったです。

(橘)5人という小人数で運営されていた事に驚きました。Zoomを利用したオンライン開催での苦労や、オンラインでのメリットなどを聞けて良かったです。今年は参加しませんでしたが、来年のゼミ説明会が楽しみになりました!

(大澤)新メンバーが集まらない中、既存の5人のみで説明会を運営するのは、挑戦的である分、困難も多かったと思います。また、学生にとってこの説明会は、ゼミを知るチャンスとなる重要なイベントであり、主催者としてのプレッシャーや責任感も大きかったと思います。全日程を無事に終えられた背景に、5人の委員のチーム一丸となった働きがあったことを知り、その団結力に凄みを感じました。

取材:大澤怜央(3年)、伊藤璃音(1年)、橘颯大(1年)