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【就活生インタビュー】小澤未花さん

  • 2021年11月29日
お知らせ

みなさんこんにちは!
経営学部広報委員の永井友哉、小沼綾音、鹿島菜央、竹之内あかりです。
今回は「就活インタビュー」ということで、来年度からのIT系ベンチャー企業への就職が内定されている、市場経営学科4年の小澤未花(おざわ・みか)さんにインタビューをしてきました!
 

1. 内定が決まるまでの経緯を教えてください。


 私は、アルバイトや趣味の影響でIT業界に興味があり、3年生の10月からこの業界を中心に説明会などに参加することで、企業をリサーチしていました。ここまでは従来の就活と同じ過程なのですが、採用して頂いた会社とはゼミ活動を通してご縁をいただいたという点で、やや特殊なものになったと思います。
 きっかけとしては、内定をいただいた会社の社長の方と、ゼミの活動でお会いしたことが始まりです。その後も何度かお会いさせていただいて、「管理しない」という会社のスタイルや、楽しそうに仕事をする雰囲気に一目惚れをし、志望を決めました。そしてその勢いで社長の方にFacebook にて新卒採用について直接お聞きし、アプローチをした結果、内定をいただいたという形になります。

2. 今だから言える就職活動の反省点はありますか?


 就活という機会を有効活用できなかったことです。就活とは、さまざまな業界や企業を見たり、新しい人と出会ったりする場です。それにもかかわらず、私はIT業界、さらに言うと内定をいただいた会社にこだわりすぎて、他の企業をあまり見ていませんでした。IT系以外の業界も見ていれば、就職しなくても好きな企業が見つかるなど、視野が広がるチャンスがあったと後悔しています。就活の際は、ぜひいろいろな業界を見て、視野を広げていってほしいです。

3. これまでの大学生活の中で、就活に影響を与えたことはありますか?


 ゼミでの活動を通じて、就活に向けて(特に、仕事に対して)の意識が変わったことです。私の所属している長岡健先生のゼミは、フィールドワークなどを通じ、学外の人と関わる機会が多いゼミです。その活動を通じて、目を輝かせながら楽しそうに仕事をしている方々と出会い、「仕事って楽しくできるんだ」と実感できるようになりました。これまでは「仕事=苦しいもの」と言う潜在意識があり、社会に出ることに対してあまり良いイメージがありませんでした。それがゼミを通じて、私も仕事を楽しめる社会人になりたい、そのために頑張ろうと思えるようになりました。
 また、ゼミの仲間との出会いも大きかったです。自分とは違う分野で動いてるからこそ、意見を交わす度に、自分では思いつかないうな発想や違った視点を得られました。友達とも少し違う、でも言いたいことは言い合えるゼミ生と活動できたのは、私にとって非常に大きな経験でした。

4. 最後に、就職活動を控えた学生へのメッセージをお願いします。


 これからの学生生活で、たくさんの出会いをしてほしいです。特に、自分のコミュニティ外の人との出会いが、大きな財産になると思っています。見知った小さなコミュニティの中だけだと、どうしても似通った考え方やバックグラウンド、同じ価値観を持った人とばかり出会うことになってしまいます。もちろんその出会いも大切ですが、一方で、その外側の人と出会うと、これまでにない価値観や考え方に触れることができます。その中には自分が知らなかった「すき」が見つかるかもしれません。
 そうして自分の枠を少しずつ広げていくことが、大学生という、まだ周りのみんなが優しくしてくれる今だからこそできることだと思います。(笑)外部の人と出会うことや、新しい価値観に触れることは緊張しますし、不安もあり、簡単ではありません。でも、ちょっとでも気になるとか、楽しそうだと思うのであれば、ぜひ挑戦してみてください。サークルやゼミで新たな仲間を作ることや就活で社会人と話すことも、その第一歩だと思います。就活には正解はないので、ぜひ自分が無理せずできる就活を頑張ってください!

小澤さん写真.jpg

小澤さん、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。
これからのご活躍を、広報委員一同、応援しています!

取材:永井友哉(経営学部3年/広報委員編集長)、小沼綾音(同1年)、鹿島菜央(同1年)、竹之内あかり(同1年)