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【学部生インタビュー】オンライン形式「経営学部合同ゼミ説明会」について

  • 2020年11月24日
お知らせ

こんにちは!経営学部2年、広報委員の大澤です。

今年はコロナウイルスの影響により、授業がオンライン型に変化すると共に、毎年行われる学校行事等の開催方法も大幅に変わり、学校関係者及び学生全てにとって初めての体験となりました。経営学部の新ゼミ生募集活動(新2~3年生向け)も、昨年までは対面形式の合同説明会やオープンゼミが中心でしたが、今年は9月28日から10月9日までの日程で、オンライン形式の合同説明会を10回実施しました。
そこで、今回はこの合同ゼミ説明会を主催された経営学部学術ゼミナール委員会の武市光太郎さん(3年)にお話を伺いました。

1. 合同ゼミ説明会の準備において、難しかったところを教えてください。

(武市さん)一番難しかったのは、開催するまでの期間が2週間ほどしかない中で、全てのゼミと連絡を取り日程を調整することでした。我々学術ゼミナール委員会は、ゼミ志望者と各ゼミの間をつなぐ役割を担っています。オンラインゼミ説明会を企画した経緯は、一部のゼミから要望を受けたことがきっかけですが、意見をいただいたゼミだけで説明会を行うと不公平が生じてしまいます。そのため、全てのゼミに企画の趣旨を説明し、公平な日程調整をするよう心がけました。
 また、合同ゼミ説明会の広告も大変でした。学部の事務職員の皆さんにご協力いただき、学部HPで周知すると共に、Hoppii(学習支援システム)上や、各ゼミのSNSでも告知をしていただきました。

2. 公平性を保つために工夫したところなどありましたら教えてください。

(武市さん)日程調整を行うため、各ゼミ代表者とメールで連絡を取り合っていたのですが、期限までにお返事を頂けなかったゼミが複数あったのが最初の壁でした。そこで、返信が遅れたゼミには、空いている時間にあらかじめ枠を設けることで対処しました。
 さらに、メールの文面も工夫しました。第一希望、第二希望というように先方の希望を伺うのではなく、参加不可能な日時のみ聞いて、私たちが柔軟に時間帯を決められるようにしました。連絡を取る回数を最小限にできたため、調整がよりスムーズに行えたと思います。

3. 最後に、説明会を実施しての感想を教えてください。

(武市さん)全体的には大きな問題が生じることなく終えられたので、達成感と満足感はあります。ただ、オンラインの合同ゼミ説明会は初めてで、実際やってみると問題が次々に生じました。例えば、情報漏れを防ぐため、会議に参加するためのリンクをどのように貼るべきか、誰が開くのかなどを準備段階で工夫する必要がありました。
 また、計10回実施した説明会は1回あたり30分で、各ゼミが告知できる時間は約3分なのですが、週末になるにつれて参加者数が減ってしまい、後半に紹介するゼミからはクレームもありました。次年度の担当者には、準備の重要性と共に、説明時間帯の割り当てに注意して日程調整を行うよう伝えたいと思います。

合同ゼミ説明会3.JPG

《広報委員会から》
コロナウイルスの影響で、私たち経営学部広報委員会も、新入委員募集を入学式等で行えず、一時期は活動が全くできない状況でした。コロナ禍で活動を継続するためには、やはりオンライン上やSNSなどを使って委員を増やし、知名度を向上させる必要があることを、武市さんのお話を伺って強く感じました。
今後は、対面での取材以外に加え、オンライン上での取材も増えていくと思います。私達も初めてのことが多いですが、変化を恐れず、コロナ禍を「追い風」として、新しい広報委員会の活動を作り上げていきたいと考えています。
取材にご協力いただいた武市さん、貴重なお話をありがとうございました。

取材:大澤怜央(2年)、岩佐朋歩(4年)