学科の選択には悩むかもしれませんが、どの学科に入っても、自分の学科の必修科目を履修し、他学科の授業や演習(ゼミ)をあわせて受講することができます。目標を定めたキャリアプログラムについては、全学科共通のプログラムを多数用意しています。その結果、入学後じっくり自分の進路を考えた上で、進むべき方向を選択できるようになりました。つまり、経営学部は3つの入口(学科)を持つ一方で、柔軟な履修内容と多様な出口を持つ学部なのです。
ステップ1 | 学科の選択 | まず入学前に、現在の自分の興味や関心、将来のキャリア希望を踏まえて学科を選択します。 |
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ステップ2 | 基礎科目・経営学部専門 基礎科目・各学科専門 科目の履修 |
他学科の専門科目も積極的に履修し、自分の進む道を具体化していきます。 |
ステップ3 | 2年次からはゼミや各種キャリアプログラムを履修できます | 少人数の演習形式で行うゼミや、目標を定めたキャリアプログラムを学びながら、自分の進む道を絞り込みます。 |
経営学科は、組織、人事、会計など経営管理の基礎的分野を学び、将来、営業や事務部門の第一線の管理者となり組織運営能カを持つゼネラル・マネジャーへと昇進していく人材、あるいは会計、人事、総務、営業など特定分野のプロフェッショナルとして活躍する人材の養成を目指します。企業経営の環境が大きく変化し、新たな企業経営上の重要課題の解決が求められている時代に、その解決の中心となれる人材を育成します。
経営戦略学科は、経済活動のグローバル化や、企業における戦略的意思決定の重要性の高まりなどを踏まえ、グローバルな戦略策定能カを持つ人材の育成を目指します。日本企業のグローバル戦略や新規創業に伴う問題を克服するためには、国際的・歴史的な視点や知識、的確な分析ツールをベースに、新たな企業活動を切り拓いて行く能カが必要です。このため本学科には、国際経営、企業戦略、企業や産業の歴史、経営分析などの能カ育成に必要な専門科目を配置しています。
市場経営学科は、情報技術の発達や規制緩和の進展による産業構造と企業経営の大きな変化に対応し、専門性に基づいたマーケット創造を担う人材の育成を目指します。近年、メーカーや流通業が金融業に進出したり、情報技術を活用した多様なビジネスモデルが広がっていますが、そうした分野で専門能カを持って活躍できる人材の不足も指摘されています。このため本学科では、マーケティング、産業・技術、金融、公共サービスなどに関する専門科目を配置し、個別産業に関する専門知識や、各産業に共通した経営のロジック、ツールを学ぶことを可能にしています。