ILAC科目は、人文科学・社会科学・自然科学・情報科学・外国語・保健体育・キャリアデザインなどの各分野をバランスよく学び、社会や世界で活躍するために必要な、幅広い知識や柔軟な思考法、問題を発見しそれを解決する力や文章作成能力、他者との円滑なコミュニケーション能力など、真の意味での「教養」を身につけるために開設されています。これらの基礎となる基盤科目から、応用・発展的なリベラルアーツ科目、専門性の高い総合科目など、段階に応じて多様な学修が可能となります。
各科目には次のような番号(ナンバリング)が付されています。これは「学修の段階や順序等を表し、教育課程の体系性を明示するための仕組み」です。
100番台には、基盤科目・外国語科目・選択基盤科目が設置されています。大学生としての基本的な学問への臨み方、および各分野の知識・考え方を身につけ、大学4年間の学習の土台づくりを行うことを目的としています。
200番台には、リベラルアーツ科目と外国語科目が設置されています。リベラルアーツ科目では、基盤科目の内容をさらに発展、または専門的にした授業が開講されており、皆さんの興味に応じて、教養を深め、視野を広げることができます。また、外国語科目では、1年次に履修した語学のスキルや教養としての外国語をさらに向上させます。
300番台には、総合科目・教養ゼミが設置されています。100番台・200番台の科目の学びをさらに発展させ、真のリベラルアーツの修得を目的としています。少人数で開講される教養ゼミでは、教員や受講生との議論・学び合いを行うことができるでしょう。
移り変わりの激しい時代を生きる私たちには、学問の壁を越えて、柔軟な発想で知識・考え方を取り入れ、直面する問題を打開し、自由な世界を切り開いていくことが必要です。リベラルアーツとは単に教養科目を意味するものではなく、自由な世界を切り開く知識・考え方、それを修得する力を示します。真のリベラルアーツを、ILAC科目で修得していきましょう。