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11月28日(土)、ハノイ市(ベトナム)のハノイ国家大学外国語大学において「第6回法政大学日本語スピーチコンテスト」を開催しました(主催:法政大学 共催:ハノイ国家大学外国語大学 後援:在ベトナム日本国大使館、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、日越大学)。
当日は、1次審査(原稿選考)、ハノイ・フエ・ダナン・ホーチミンの各地域で行われた2次審査(スピーチ選考)を通過した18人が、『ベトナムについて一番伝えたいこと』をテーマにスピーチを行いました。
「高校生部門」では、ベトナムの発展のために必要な教育の大切さや理想の教育像を語ったコックホック高校のCao Thị Như Ngọcさんが、「大学生部門」では、ベトナムの誇りである農業や、お米一粒の価値について語ったハノイ大学のHà Phạm Hải Quỳnhさんが、それぞれ最優秀賞(法政大学総長賞)を受賞しました。
入賞者には賞状と記念品が授与され、最優秀賞受賞者は本学の廣瀬克哉副学長から発表されました。また、最優秀賞、優秀賞を受賞した4人には、副賞として日本言語文化の学びを深めてもらうための日本への招待が贈られました(2021年4月来訪予定)。
なお、今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、本学の審査員はオンラインで審査に参加しました。審査当日には参加者の皆さんに直接お会いすることができませんでしたが、2021年に本学で会えることを楽しみにしています。
このコンテストは、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業の取組みの1つとして、ベトナムの生徒・学生に、日頃の日本語学習の成果を発表する機会を提供することを主な目的とするもので、2015年度から毎年度開催しているものです。
今回の参加者282人を含め、このコンテストには第1回から通算して985人の生徒・学生に参加いただきました。