今回取材したのは、学生サポーターとして「未来教室サティフィケートプログラム」の企画・設計に携わった鈴木 彩花 さん(文学部 日本文学科 4年)。文学部での勉強に力を入れる一方で、同プログラムをはじめとした学部横断型の学びを積極的に活用しています。
鈴木さんが、就職前に勉強しておきたいと考え履修したのが「SDGsサティフィケートプログラム」。提供科目の一つである「まちづくり論」 (法学部)では、空き家問題をピックアップ。さまざまなリスクが付随する現状をあらためて学ぶことができ、多角的な切り口から物事を捉える姿勢を文学部の勉強や研究に活かそうと試みているそうです。そして、立ち上げに携わった「未来教室サティフィケートプログラム」で、特に印象に残っているのが「スポーツ科学」 (ILAC科目)。「もともとスポーツは苦手だったのですが、技術の向上よりみんなで楽しむ姿勢を大切にした授業内容が面白くて驚きました」と鈴木さん。「自分が知らない自分」に出会えることは、学部横断的な学びならではのメリットだと感じたそうです。また、他にも「法政大学数理・データサイエンス・AIプログラム(MDAP) 」を履修し、リテラシーレベルのオープンバッジを取得。さらに、「キャリアカウンセリング」(キャリアデザイン学部)の履修がきっかけで、卒業後は人材関連の企業に就職を予定しているそうです。
「サティフィケートプログラムにしても、気負わずにまずは科目を一つだけ取ってみてはどうでしょうか。そうすれば他の授業に対する好奇心も自然と広がっていくはずです。『きっかけ』が何よりも大切だと感じます」とエールをくれました。さらに詳しい「法政大学の学びフル活用術」を、以下のデジタルブックから是非ご覧ください!
(掲載先:広報誌「HOSEI」2024年6・7月号)
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